■同情エピソード■2/5

今日25日は昨年の手術からちょうど1年です｡この1年辛い事悲しい事が沢山あった｡
友達ﾊﾟﾊﾟに手術の傷を見られ『ﾌﾗﾝｹﾝｼｭﾀｲﾝ』と言われたり温泉で『悪いことしたらあのお姉さん
みたいにｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞになるよ』と目の前で言われ偏見や差別的な目で見られ死にたいと思ったよ｡

転校してきた1つ下の子がｸｰの友達と仲良くしたかったらしいけどその友達が相手にしなかったから
ｸｰのことをﾑﾁｬｸﾁｬ言うたんよ｡『久美子ちゃんは病気を理由にしてみんなを使って楽をしている!』
って…誰もｸｰのことを理解してくれているから相手にしなかったけどｸｰ自身はこたえたよ｡
病気のことを持ち出されるのが一番辛い｡

★2008年9月・久美子(おたま)、また病気の話で同情ひき

私の場合､股関節が固くて開かないし片足が手術の関係で若干短くなっているから少し引きずって
歩くよ｡股関節を開くようにするﾘﾊﾋﾞﾘは本当に声が出ないほど痛い時もある｡
泣きたいのを歯を食いしばって我慢している｡心臓ﾘﾊﾋﾞﾘも汗びっしょりなるほど苦しい｡
でも生きる為に頑張っているよ｡治ると信じて…
ｸｰは､生まれつき股関節の開きが悪いよ｡手術の関係で左足が硬縮?して少し短いよ｡
だから引きずるように歩いてしまう｡でもﾘﾊﾋﾞﾘの内容についてはﾘｱﾙでも館でも殆ど話さないように
しているよ｡同じような病気の人達がｼｮｯｸを受けたら大変だから｡

ｸｰは生まれつきの心臓病で生後間もなく手術し2才で2度目の手術し昨年夏に3度目の手術をしたよ｡
ｸｰの胸から肩甲骨にかけて3本の手術傷があるよ｡両親はｸｰの傷をｸｰの命の勲章だと教えてくれた｡
両親はｸｰが生まれてからｸｰの心臓､手足となって生きよう､ｸｰが命尽きたら自分達もｸｰを抱いて死のう｡
と決めて私を育てて来たそうです｡ｸｰは股関節に病気があるし手術の関係で左右の足の長さが若干違う
為に足を引きずって歩いているよ｡だから足と心臓のﾘﾊﾋﾞﾘしているよ｡
小2の時に教室で心臓発作が起きて苦しさから無意識の内にｵｼｯｺを失禁してしまったの｡
それから約1年『ｵｼｯｺ久美子!触ったら病気が移るぞ!』ってｸﾗｽの殆どの子からいじめられた｡
足をかけて転ばされたり机を倒されたり…親には言わなかったけど察してくれて学校に掛け合って
くれた｡でもｲｼﾞﾒは続いた｡私は我慢出来んようになってｸﾗｽのみんなの前で裸になって病気のことや
傷のことを泣きながら訴えた｡それからｲｼﾞﾒられなくなったよ｡