適切な装備あれば携帯電話盗聴が可能 | Joongang Ilbo | 中央日報 2005年8月5日9時3分
http://japanese.joins.com/article/332/66332.html?sectcode=&servcode=400%81%98code=400

> 適切な装備さえ取りつければ、携帯電話も手軽に盗聴できるという。実際に米国、ロシアなどでは
> 携帯電話も盗聴装備が続々と開発されているほか、国内にもその装備が紹介されたことがわかった。

> これまで国民が一般的に使うCDMA(コード分割多重接続)式携帯電話の場合「理論的には盗聴が
> できるかもしれないが、技術的に非常に難しく、現実化できない」というのが国家情報院など政府の
> 一貫した立場だった。

> 中央(チュンアン)日報取材チームは2日、世界的な通信セキュリティ企業である米国カウンター
> ペイン社の最高技術責任者(CTO)であるブルース・シュナイアー氏と電子メールでインタビューを
> した。シュナイアー氏は「韓国の国情院がCDMA盗聴可能性を否認したのは典型的な「言い訳
> (defense)」とし「驚くべき盗聴技術の発達で、最近はコンピューターとデジタルスキャナなどがあれば
> 簡単に携帯電話の通話内容を盗聴することができる」と述べた。

> シュナイアー氏は1997年CDMA暗号体系に盲点があるという報告書をインターネットに公開、
> 米国移動通信産業組合(CTIA)にこれを認めさせた人物だ。

> 取材チームが米国セキュリティ装備企業のホームページを見たところ、主要企業ごとにCDMA
> 盗聴装備を販売しはじめたと宣伝していた。HSS(www.cellularintercept.com)はCDMA用携帯電話
> 傍受機「G‐Com2066」を宣伝し、写真と諸原因、原理を詳しく説明している。通話内容はもちろん
> 電話番号、通話時間、メッセージなども分かるということだ。

> ベリサイン(www.verisign.com)も端末機で送受信される番号や文字、映像などを盗聴するシステムを
> 開発したとPRしている。この会社は「捜査機関が裁判所の令状を提示する場合、直ちに携帯電話の
> 盗聴が可能だ」と明らかにした。

> 国内セキュリティ企業であるクムソンセキュリティのナム・ヒョンジョン理事は「これまでロシアも盗聴
> 装備企業から4億ウォン(約4400万円)のCDMA傍受機を紹介された」とし「装備一台で最大12回線
> まで盗聴が可能な上、米国産に比べて安いのに性能は優秀だと聞いた」と話している。