【IQを持つ】進化回路開発成功【単分子層】
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0001名無しさん@お腹いっぱい。
2010/05/07(金) 21:03:30ID:c7e3vCGb0独立行政法人 物質・材料研究機構(NIMS)ナノ計測センター先端プローブ顕微鏡グループのアニルバン・バンディオパダヤイらは、
米国ミシガン工科大学、独立行政法人情報通信研究機構と共同で、人間の脳に似たプロセスを持つ「進化回路(evolutionary circuit)」を世界で初めて実現させた。
今回発表された研究は、有機分子層において、情報処理を行う回路が人間の脳神経(ニューロン)のように自己進化するプロセスを創製し、
それにより今までよりもさらに複雑な問題を解くことができる。
この回路を用いた分子プロセッサーは以下の特徴を持つ。
1) 大規模並列処理が可能。世界最速のスーパーコンピュータが、
各々、それらの経路で順番にビットを処理するのに対して、
今回の回路は一度に 300ビットまでのパラレルで瞬間的な処理ができる。
2) 欠陥がある場合、それを自ら修復することができる。
有機分子層の自己組織力により、既存のコンピュータにはない自己修復性を有している。
また、ある神経回路(ニューロン)が失われた場合、別の回路がその機能を引き継ぐ。
3) この分子層には知性が認められる。この研究は、アルベルト クレディ(Alberto Credi)の
「IQを持つ単分子層」の予測(2008年)を実現した。
o このユニークな特徴を証明するために、グループは熱の拡散とガン細胞の進展という2つの自然現象をシミュレーションした。
o このような自然災害及び病気の発生の予測など、現在のコンピュータアルゴリズムが及ばない問題に、解決をもたらすことが考えられる。
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