秋葉原の “地下アイドル”について詳しいサエキけんぞう氏によると、
「地下アイドルは、男性ファンに対して攻撃的。どこか精神的に満たされていないのでは?」と分析。
一方で一見何の悩みもなさそうな美人キャリアウーマンが、「神社めぐりやオーラソーマの資格をとったりしている」と、
どこか不安を抱えている女性について鏡リュウジ氏は述べる。オタク文化に精通している東浩紀氏は、
この現状をふまえ「占い好きの女子と腐女子はオーバーラップするところがある」と鋭く指摘。
オタク文化からスピリチュアルブームまで、トークは枝葉を広げ尽きることがないが、
精神的にハングリーな現代人の姿が浮かび上がってきた。
ハングリーであることがいいか悪いかは別として、昔に比べて選択肢が増えた分、
幸せをもっと求めるハングリー精神が助長されているようだ。