いやだから、文法システムの言語クラスは、その文法の記述する言語全てに対して多項式時間内に受理するNTMが存在するなら、NPに含まれるというだけのこと。

文法の言語クラス自体は、ある時間(または領域)以内に解けるとか解けないとかそういう意味は含んでいない。
NP-completeなものを1つその文法で記述できたとしても、他のNP-completeなものまで記述できるとは限らない。

一方でPのほうは、DTMで多項式時間内に受理できることを保証するクラス。
NP-completeなものが1つでもPに属するなら、全てのNP-completeな問題も還元によって、DTMで多項式時間内に解けないとおかしい(ほとんどありえないだろうけどね)。