なぞなぞが解ける人工知能
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0039名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/14(金) 06:06:40ID:Sjb+868P0段階は、殆ど完成に近い状態なので、ご指摘に答えるにあたりお話すべ
き事柄が多すぎるので、いくつかのポイントのみ交えてお答えします。
@行動意欲(エネルギー)は、常に有限に発生します。実際の動物同様、
A覚醒モード(仮に10) B安静モード(4) C睡眠モード(1)
を設定します。(交感神経の役割です)
Aこのエネルギー出力の調整は、先天的な人工設定(生理的な切り替え)
と、後発的記憶=ムード(認識、記憶の事を述べないようにしているので、
詳細は省きます)によって切り替わるものとします。
例えば空腹時に主人が来ると、過去実績の記憶連想+記憶の習慣化(ムード)
により、姿を見ただけで喜びや興奮が呼び起こされます。犬の場合、余っ
たエネルギーは一部「尻尾を振る」行動でガス抜きしますがこれは人工設定
します。(犬は喜怒哀楽が激しい動物なので、てんかん防止用ですかね?)
それまでくつろいでいた犬(B)にとって、行動・思考選択肢の上位項目は、(
石を転がす、お昼寝する、花の匂いを嗅ぐ)等の暇つぶしネタで占められて
いるが、飼い主の出現によって一気に(遊んでもらえる、餌をもらえる、
いい子してもらえる)などの大きな満足感、達成感を得られた記憶を連想
させ、行動選択肢上位が全て入れ替わると思われます。
例えるなら暇なときに「暇つぶし」でぐぐってNetwebしてたものが
飼い主が来たために「飼い主が来た」でネット検索しなおした。そしたら
検索結果が”達成感”を伴う行動の検索結果だらけになり、Aモードスイッ
チが入り、尻尾を振って興奮しながら欲求「餌」や「遊び」をしようとする。
そこで餌を持っている姿に気付くと、「ご主人、餌」で再検索する。
すると、過去に”おすわり”や”お手”をするとその後頭を撫でられ、餌
をもらえて嬉しかった(達成を得た)記憶や、「そういえば前回もそう
思ってお手をやったら餌の獲得に成功したんだった」という過去の成功例
を思い出し(=連想して行動候補の上位をしめて)「お手」行動をする。
そこでまた達成に成功すると遂には「餌をもらうには”お手”が有効だな」
と、応用、学習と呼べるレベルに到達する。
食べ終わって飼い主もいなくなると、満腹になる事によりCモードになり
(これは人工の生理的設定)、「食後、(Cモードによる)安静」から
行動(欲求)選択肢は”睡眠”が上位を占め、ゴーストは睡眠欲の達成
を目指す事になる。
ここでいう”再検索”こそが、(位置確認+)欲求バロメータの陳列であ
り、そこからゴーストはどの欲求を満たす行動をしようか決定するのかと。
他の事もいうと、犬レベルになると、自己の主体は”I”だけでなく”We”
であったりもすると思います。(詳細はいずれ”組織”について機会があれば)
案外、ご指摘の「エサをくれ」と連呼する生物より味は出せると思うのです。
長文になってしまったので、発語のメリットの事は今度書きます。ではまた。
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