>>218 良い疑問ですね。僕の考えでよければ。

自我は後発現象だと思いますので、”学習していくうちに自我に目覚める”
と思います。だから、その為のプログラムを組む必要はないであろうと。

 誰もがそれぞれの頭の中で、必ず”自分が主人公”の世界が展開されている。
他人にも、それぞれが主人公の世界がある事を皆さんは知っていますね。
 ところが1歳児はその事を知らない。だから「お友達のおもちゃを取っちゃ
駄目でしょ」といわれても、その意味が分からない。”自分以外の主人公”を
知らないから「ひとのもの」が理解できない。
そこそこ育ってくると、”自分”(と他人)の存在に気付く。その事を楽し
み、かみ締めるようにママの言うことを何でも”イヤイヤ”するようになる
(第一次反抗期)。つまりこれも学習の結果生まれる後発現象だろうと。

*)この認識を生み出す為には「主体の倒置」が出来なければなりません。
”子供が悲しむ””彼が可哀想””チームの一員としての自分””日本人
として”など、主体は一人称単数以外にも倒置出来る必要があるかと思い
ます。それがプログラムによるものか、認識の強化で可能かは考え中です。
 難しい問題なので(>>45の後半)魚群AIなどの群れ行動あたりからが
研究としては向いていると考えています。(あと組織論>>60-61も実は関連)
 
長文になっちゃったので、意識はまたいつか。AIに直接聞いてみたいですね。