>>148 149さんの言うとおりです。ボーっとしたときに「いつの間にか」考え事
をしている事はありませんか?「暇だから次は考え事でもするかな。」と構えた
り、暇である、と逐一認識しなくても、勝手に考え事しちゃったりしますよね。
 今やっている”行動や思考”が終わって次の事を考える時、あえて「次は何を
しよう(考えよう)」と意識しなくても、次の事をする為のエネルギー(行動、思考
意欲)は強制的に湧き出てくるのだと仮定してみます。すると、「暇である」と認
識しなくてもやることが無くなれば、”湧き出る意欲”はその放出先を求め、微か
な頭によぎった記憶・認識にさえ、意欲の消化先にしようとする。という仮説が立
てられないでしょうか?
 「石ころ」の例でいうと、帰宅後の予定もなく、会話相手もいない歩いて帰
る道中、ふと石ころを見た時に、ほんの少し「蹴ったらうまく飛ぶかな?」と
頭の片隅をよぎった。結果歩きながら石を蹴る、となるかなと。
 もしも誰かと話をはずませながらの道中なら、あるいは用事があって急いで
いたならば、普段なら、石を蹴る選択はなかった事になる。ともいえます。
 この理屈(考えるという事を停止させない)をAIに組み込むだけでも、些細
なシュチュエーションの違いで、行動や思考が傍目には予測不可な自律思考型
AIなるものに近づく気がします。