Legalize Drunk Driving
by Llewellyn H. Rockwell, Jr.
http://www.lewrockwell.com/rockwell/drunkdriving.html
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上にあげた論説は、飲酒運転を合法化すべしという、過激に見えるタイトル
であるが実は大変まっとうな正論が書かれている。
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仮に、素面で運転していて間違えて事故を起こしたのと、酒によって運転していて
事故を起こしたのではその量刑を後者の方をうんと重くするのが筋である。
また、その方が事故を起こさないことにたいする奨励になる。
つまり酒気帯び運転に対する行為を犯罪とするのではなく、事故を起こした際の
結果責任を重くするということだ。

予防のための規則を作れば、人間の自由は確実に踏みにじられ、むしろ逆の意図
せざる悪影響がでる。禁酒法しかりだし、麻薬戦争も同様だ。
もし酒気帯び運転という行為そのものを犯罪行為とすれば、確かに酒気帯び運転その
ものは減少するだろうが同時に”被害者のいない犯罪者”が確実に増え、彼らが受ける
社会的な半殺しの仕打ちは、”人道上”も許されないことというべきだ。
また、すでに地方の飲み屋はこの影響で恐ろしい勢いで急速に潰れていっている。
彼らの生活はどうなってもいいのか?
被害者のいない犯罪などというものはあってはならない。
こんな単純なことが分からなくなっているのが今の社会だ。

結果責任でなく、禁止規則を作るのは、圧制であり、経済原則を無視した最悪のやり方である。
何の事故も起こしていない、被害者のいない"犯罪者”を悪霊化し、政府が厳罰を課す権限
は本来どこにもないし、憲法にも違反しているかもしれない。

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