東海岸を廻ってきました(花蓮、台東、頭城にて宿泊)。

花蓮では花蓮鐵道文化館と花蓮鐵道文化園區を訪ねました。
かつて舊火車站があった場所にあります。
ごく短い軌道と腕木式信号機なんかもありましたが、
花蓮新站の駅前の車輌展示と同じく、
あまり大したことはありませんでした。

さらに舊鐵道行人徒歩區なるとこにも行きました。
舊火車站までの線路跡を歩行者道路にしたもので、
レールが石畳に埋め込まれてましたが、
元々そこにあったレールをそのまま使ってるわけではなさそうで、
まあ大したことはありませんでした。

それらに比べると、台東の鐵道藝術村は遥かに面白かったです。
現役当時の台東舊站の様子は知りませんが、舊站の駅舎や月台、
構内の軌道や信号機など、かなりの部分が残されてるようでした。
機関車庫や転車台なんかもありました。

そして、台東舊站から新站までの廃線跡が、
鐵馬道(サイクリングロード)になってます。
特筆すべきは軌道がそのまま残されてることで、
途中には馬蘭站という駅もありました。
その近くには既に閉鎖された台糖の台東糖廠があり、
ここもずいぶんと興味深い場所でした。
南廻線の線路に近づくにつれて周りはひなびた風景になり、
合流箇所の手前で鐵馬道は終わってますが、
引き返すのも面白くないので、さらに歩いて台東新站まで行きました。

頭城滞在中のある日は、
東北角一日券を買って瑞芳および福隆へ足を伸ばしました。
台湾旅行スレにも書きましたが、
福隆站近くの舊草嶺隧道自行車道はお薦めです。
トンネルまでの道は2箇所で宜蘭線と立体交差してるし、
現行のトンネルも並行して走ってるので、
間近で列車を眺められるポイントが豊富にあります。

>>234
> 保存されていた車両が観光用に動態整備され、花蓮駅に新たに設置された
> 約1kmの線路を走っているそうですよ。

そんなのがあったとは、まったく気づきませんでした。
時おり運行してるだけとは言え、なんたる不覚…。

狭軌の軌道は花蓮後站の駅舎附近から北に向けて敷かれてるようですね。
後站の近く、それも駅の北側にある宿に泊まってたんですが…。