>>591
何が適正価格かは短期的には決まらない

今の価格が適正価格を越えていて、超過利益が発生しているとしたら、長期的には新規参入が生じる

新規参入が生じれば需要が拡大して価格が下がるし、
既存の企業が価格面で新規参入を阻止したいと考えたら、新規参入企業の利益がゼロになるような価格を設定する

この、新規参入が生じない価格水準が適正価格であると考えられる

ただし、ホテル業はホテルの建設のため新規参入に時間がかかるので、
適正価格より高い価格で超過利益が発生する状態が長く続きやすい

そのため、超過利益の状態にあるホテル業務の価格が適正化されるまでには、長期的な時間を要する

現状では、アパの巨大進出など、新規参入による供給の拡大は進んでいる
需給の拡大の面でも新規参入阻止の面でも、今後はますます低価格化が進み、
いずれは適正価格になる