小学校二年生のときだった。
日教組の教師が社会の授業で皆に問うた。
「天皇はいつまで天皇だと思う?」
日本史に中途半端に明るかった俺は挙手して答えた
「退位して上皇になるまでです」

教師は俺の答えを聞くや
「天ちゃんは死ぬまで天ちゃんなんだよね」
と呵々大笑した。
その後俺は時代に逆行する右翼思想の持ち主とみなされ
教師に散々いじめ抜かれた。体罰がふるわれ、子供の人権はかくて蹂躙されたのである。

その後30余年の歳月を経て、俺の回答は
歴史的のみならず、現代法に照らしても正解となりつつあるのは皮肉であろうか。

もちろん俺は日教組を反面教師にして良識的保守に育ちました。