仮想通貨「元・億り人」を次々に襲う「人生棒に振るほどの重税」
フリーターの悲惨な告白
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72791

きっかけは60万円の投資
「国税局から指摘された'18年度分の所得の申告漏れ額は約5300万円でした。
追徴税額は加算税などを含めて、約3000万円。私の今の年収は300万円ほどですから、一生かかっても完納は不可能です。

毎月わずかずつでも納めるつもりですが、多少残してあった暗号資産も、すでに換金して、奨学金の支払いに充てたので、今ではほとんど残っていません。
国税庁が暗号資産の課税ルールを公表した'17年12月に気づいていれば、これほど大変な状況に追い込まれることはなかったのですが……」

こう肩を落とすのは、東京で暮らす村上修一郎さん。30代前半のフリーターだ。