先週の準決勝第2、番宣ではPリーグを象徴する選手と表現され、1位で決勝戦に駒を進めた酒井。
決勝戦の番宣も酒井を前面に出して、初優勝ムードを漂わせている。さらに>>683のとおり、自ら
決勝戦を見るよう視聴者に促している。放送4日前と早々に書き込んでいること、吉田と松永が崩
れたレーンコンディションの変化の中でも1位で決勝戦に駒を進めたこと、この2つは大きい。田町
最後の収録試合でも決勝進出を果たした酒井、この時は最下位に沈んだが、今回は少なくとも最
下位はないだろう。番宣は「決勝にふさわしいハイレベルな激戦」とあるが、皆さんも過去の経験から
お気づきのとおり、三つ巴の10フレ勝負ではない。1人は10フレを待たずして優勝争いから脱落
している。妹であり親友と公言する小動物系:小泉と、同じ1期生でDVDで2度美の競演を果たし
たミス・パーフェクト:名和。小泉は1回戦、準決勝ともに好スコアで勝ち上がり、一方の名和は準
決勝ではボールコントロールがままならず崩れている。肘の故障がミス・パーフェクトから精度と
集中力を奪っているのは想像に難くない。名和最下位、酒井VS小泉という仮説を立てて、予告映
像に視線を向けてみよう。実際の投球順は酒井→小泉→名和のところを、予告映像では名和→
小泉→酒井と入れ替えて、ラストで酒井の印象を強める編集を施している。酒井と名和は中盤、
小泉は序盤のシーンであるが、制作サイドがそれぞれのシーンを選んだ理由の一端が、聞こえて
くる実況あるいは解説の音声からうかがえるのである。名和「これは来たあ!」、小泉「ナイスボー
ルです」、酒井「来たああー!!」。最初に登場した名和ではあるが、小川アナの「これは」と添えた
一言、そして帰り際に小首をかしげた名和。中盤でこの状況は、思うようにストライクがとれていな
いことがうかがえる。一方の酒井は丸山プロの力強い叫びが、中盤でスコアを伸ばす一投を放つ
ことがうかがえる。ストライクをとって酒井が戻る際には、見切れの映像で笑顔の姫路、西村、岩
見、さらには太陽のような笑顔で拍手を送る吉田の姿が映っている。名和は最下位、酒井VS小泉
の優勝争いで間違いなかろう。本人のみならず、多くの後輩Pリーガーたちが酒井悲願の初優勝
を願ってやまないムードの中、尊敬するプロ:酒井美佳、美佳さん優しくて大好きですと公言する
小泉のやり辛さは想像に余りある。真剣勝負で結果は結果と割り切って非情に徹することはでき
たのか。しかし、相手と周りに分からないように手心を加えるほどの技術と腹黒さを小泉が持ち合
わせているはずもない。予告映像のシーンでは小泉の投球のほうが安定感と力強さを感じる。薄
めでストライクを拾った格好の酒井の投球に感じる危うさ。優勝は小泉、またも酒井は優勝を逃し
たのか。だが私は、酒井が早々に視聴を促したこと、中盤の酒井のシーンからうかがえる数多の
酒井優位を感じさせる要素を買いたい。真剣勝負を心の中で言い聞かせた小泉の力強い投球が
かえって精度を微妙に狂わせたり、ピン残りを生じさせ、一方の酒井が中盤までの貯金で逃げ切
る展開が頭に浮かぶ。おめでとう酒井!思い切り泣いていいぞ酒井!


公式戦2勝・トップシードを経験した往年の勇者酒井
しかし  今の酒井は  メディア活動と華やかな交流関係ばかりが目立ち
トーナメントプロとしての往年の輝きは見る影もない
それでも酒井は  今なお  多くの選手たちから愛され慕われる 

レーンのスーパーモデル
40歳の美を支えるのは  アンチエイジングへの弛まぬ努力と  変わらぬ優しい心


酒井   2.0
小泉   2.3
名和   3.2