中山律子さんはPリーグがどういうプロジェクトかを、
2006年のPリーグ発足記者会見と、今年出版された
自伝「ストライクじゃない人生」で語っている。
[2006年Pリーグ発足記者会見]
 ・ 私達に続く若い人を育てたい。
 ・ Pリーグに賭けている。
[自伝(2013年頃の東京新聞連載をリライト)]
 ・ 若手ボウラーを発掘したい。
 ・ ビジュアル重視で選んでいる。
 ・ 純粋な真剣勝負ではないがやむをえない。
 ・ 私のようなおばさんが頑張っても、若い人は振り向いてくれない。
 ・ 若い人に振り向いてほしい。苦肉の策。わかってほしい。

中山さんは2013年頃ぐらいまで賞金目録のプレゼンターとして
収録の現場にいたから、長年番組に関わっていたのは間違いない。
だから中山さんが個人的に言ってるだけの話ではない。
Pリーグがどういう番組か、コンセプトはいささかも変わっていない。
若手ボウラーが主役で、若手ボウラーを育てる番組。
視聴者のターゲット層は若い人。
そういう番組。

「おばさんが頑張っても、若い人は振り向いてくれない。」
ボウリング界の栄枯盛衰を知り尽くしているプロ中のプロが言うのだから、
これが真実。常連視聴者が満足することと、番組の目的である若いボウラー
がトップボウラーを目指そうとすること、視聴者が増えることとは別。