一貫した物語というより不条理な寓話として解釈すると
薔薇の姫=ウェンディは、ジェニファーの飛行船事故で断ち切られた子供時代、
きちんと向かい合うことも別れることもできなかった幼年期の象徴というメタファ

グレッグは子供に語るべき物語を持てず、ただ子供の暴走する欲求に迎合し
破滅へと導いてしまう現代のメディアになぞらえた風刺または自虐

という寓話として解釈してみる説はいかが?

ブラウンを失われた友情(の思い出)のメタファととらえると、
終章「むかしむかし」のラストも納得できた。
「不幸な少女にはみつけられない」はずの四つ葉のクローバーの鍵は
ああすることでしか手に入らなかったんだなと。

これでゲーム性がせめて並レベルなら神ゲーだったんだけどなァ・・・