RCLが造る、集客施設ってなんだろうな。
八代港に県と米RCL社がクルーズ拠点整備

2017年2月28日(火)熊本経済
 県は、世界第2位のクルーズ船社、米国ロイヤル・カリビアン・クルーズ社
(以下RCL社、マイアミ市)と連携し、八代港に専用岸壁などを備えたクルーズ船の
拠点を整備する。国は訪日クルーズ客を20年までに現在の年間200万人から
500万人とする目標を掲げており、国が募集した「官民連携による国際クルーズ
拠点形成計画書」に同社と連名で応募。今回、国内6港のうちの一つに選ばれた。

今回の計画は熊本にとって復興の先の、アジアを見据えた成長エンジンとなりそうだ。
県は今回の整備で工業港としての機能を維持しつつ、クルーズ船の寄港増に
対応するのが狙い。計画対象地は同港南西の角地約16ヘクタール。国が450mの
クルーズ船専用岸壁や240mの耐震強化岸壁、RCLは旅客ターミナル、
県は大型バス駐車場を整備する。いずれも32年3月までで、その後、RCLが
16ヘクタールに集客施設を整備する計画だ。
同港に寄港する外国クルーズ船は増加傾向で、16年の10回から17年は
約70回に増える。専用岸壁整備までの間、貨物船との入港調整が課題だ。