>>212
生命力のある喪ならそれこそリーフだけど
その代役が欲しいという話なら……∞クラスはやっぱりなかなかいないかも
シグルーン様にはぜひもっともっとご活躍してほしい

AKJ会議室

ティニー「親兄弟家反兄弟家というよりも、Sさんのみが宿敵なんですよね。
      他の方は結構KINSINNっぽいかた多いです。覇王さんと妹さんとリンさんとマルスさんもシスコンですし
      さらにエリリン、ヘクリンも原作的にあり、神将さんもエリンシアさんやミカヤさんとフラグがありますし。
      アルセリは今更言うまでもありません。親和性高いですよ。うちと」
ジェミー「誰に向かってしゃべってんの?それ」
ティニー「ジェミーさんは兄弟さんちに詳しくないと思いまして」
プリシラ「そう、他の方々は素晴らしい愛に満ちてますのにその愛を阻む悪がいるのです」
ジェミー「へー、どんな奴なのかしらぁ?資料ある?」
プリシラ「こちらに」
ジェミー「ふーん…リーマンのおっさん…ねぇ…こいつの攻略法、想像つくよ」
プリシラ「本当ですか!?ぜひさっそく成敗してください!」
ティニー(なんか嫌な予感がします…)

兄弟家シグルドの部屋

クラリーネ「会長も会員不足だからってあっさりあんな娘招き入れておしまいになられて…
      会議室で化粧はするスマホは弄るあげくに学校でタバコは吸う、とんでもなくお下品な方です!
      私たちAKJの品格というものが損なわれてしまいます!」
ラケシス(考えてみたら私もそうだったけど貴族、それもお嬢様度が高い面々引き込んでいたものね。
       庶民の方ってなるとなかなか反りが合わないのかしら。その方は特に破天荒に聞こえますけれど)
クラリーネ「聞いてらっしゃいます!?会ちょ…ラケシス様!」
ラケシス「聞いてるわ。引退した身だけど愛着のある古巣だもの。そういう娘との接し方は私もよく知らないけれど…
      不良さんに慣れてる方に相談してみたらいいかしら。ヘクトル君とか、マークスさんとか」

路上 〜 残業後の退社時間 〜

ジェミー「…ふーん、さっそく宿敵ちゃんの顔見に来たけどさぁ。しょぼくれたおっさんだね。ダッサ」
シグルド「いきなりひどいな…誰だい君は。もう夜も遅いんだから早く家に帰りなさい」
ジェミー「AKJだって言ったら?欠けた四幹部の席に座ったって知ったら?それでもそうしてあしらえるかなぁ?」
シグルド「なん…だと…最近あの娘たち大人しくしてると思ったら……なんてことだ…KINSINNは許さんぞ!今すぐ退会しなさい!」
ジェミー「やっだよーばーか、アルム里送り寸前の出番無し状態から活躍するチャンス得たんだもん」
シグルド「ならばティルフィングを持ってしても!」
ジェミー「ムダムダ、こっちは知ってるんだよ。あんたみたいなおっさんの弱点」
シグルド「何っ!?」
ジェミー「……お父さん、口くっさい!」
シグルド「!?」
ジェミー「もぅ、ママー!私の下着、パパのと一緒に洗濯しないでって言ったでしょー!」
シグルド「う、うぐぐ、こ、こ、これは…」
ジェミー「授業参観、絶対来たら嫌だからね!だって友達にパパの事なんか見られたら恥ずいじゃん」
シグルド「私と同世代の同僚たちが言っていた……娘に言われると超凹む傷つく言葉責め!?
     …この歳になると…私の娘でもおかしくない年の娘に言われると…娘のいない私にすら実感できてしまうこの…この…
     心を抉る感覚……ぐはぁ……っ」
ジェミー「くすっ、親子喧嘩ん時のとどめ、言っちゃうよ?お父さんなんかだいっきらい!キモい!あっちいってよ!」
シグルド「しくしくしくしくしくしくしくしくしくしく!うわあああああああああ!もう帰る!ラケシスー!」

プリシラ「督戦してましたけど…なんと素晴らしい口撃力…」
ティニー「…あ、あそこまで人の心を傷つける言葉平気で吐けるなんて…覇者読んでみましたけど…ジェミーさんって原作からして外道な悪役なんですね…」
プリシラ「だとしても兄に向ける愛は感動的なものがありました。妹たるもの、大事なのはそこなのです」