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そこには、ミシェイル…と同じ赤髪の少女が頬を赤くして立っていた。
「ミネルバ姉様…?」
カチュアは自決したくなるほど恥ずかしくなった。
このような現場を、まさかミネルバの妹に見られてしまうなんて。
しかしミネルバは全く動じることなく、マリアの頬に朝のあいさつを穏やかにしてみせるのであった。
(まさかミネルバ様…毎日、自分の妹と?)
カチュアは軽く会釈をして、足早に立ち去った。

今日の天馬騎士団は偵察任務も無く、自主訓練日である。
マルスの計らいで、
個人の自由に任せられている言わばオフの日が度々ある。
普段は槍や飛行の訓練をするのだが、今日に限ってそのような気分になれない。
カチュアは、…
1→午前から飲み会をすることにした。
2→ミネルバとマリアの様子が気になり引き返した。
3→マルスにキスしに向かった。
4→パオラにキスしに向かった。