>>11
カチュアの意識にエストは既に無く、
上官であるミネルバのもとへと向かっていた。
「ミネルバ様…。」
「おはようカチュア、朝食は済んだか?」
戦場とは全く異なる表情で、優しくカチュアに微笑むミネルバ。
「ミネルバ様…実は…。」
深刻そうな部下の思い詰めた表情を見て、ミネルバは心配になった。
「どうした?具合でも悪くしたか?ケガか?」
「いっ、いえ…ミネルバ様…あの…キ、キスを…させてください…。」
(言っちゃったぁ!)
恥ずかしさに目を閉じうつむくカチュアに、ミネルバは短刀を向けた。
「…チェイニーだな。私の知っているカチュアなら、そのようなことは言わぬ。」
「えっ!ち、違います!チェイニーなんかじゃありません!カチュアです!」
あまりの慌てぶりにミネルバは信じざるを得なくなったが、
まさか自分の部下からこのような言葉を聞かされることになるとは…とミネルバは動揺した。
カチュアは、…
1→更なる弁明で信用を得ようとした。
2→信じてもらえそうにないので立ち去った。
3→今の発言を撤回した。
4→そのままキスをしにミネルバの前へ近づいた。