サラ「…暑い」
エフラム「ああ…こんなに暑いのはアイク兄上の砂漠での修行について行ったとき以来だ」
サラ「この部屋に扇風機しかないのが問題だと思うの。エアコンは?むしろ私が勝手に設置しとくとか」
エフラム「無茶言うなって…それより」
サラ「なに?」
エフラム「お前が俺の膝から離れればお互い多少は涼しくなると思うんだよな…」
サラ「それじゃここに来た意味が無いじゃないの」
エフラム「訳が分からんが…そう言えば」
サラ「まだ何かあるの?」
エフラム「お前、焼けたなあ」
サラ「ああ、この前海に行ったときにでしょ。兄様だって一緒に行ったじゃない」
エフラム「改めて見るとな。お前、普段は白いからな」
サラ「新鮮で興奮する?」
エフラム「な、何でそうなるんだよ」
サラ「こう…肩のところをずらすと焼けてない部分が…」
エフラム「お、おい何を…」
サラ「男性は日焼けした部分と焼けてない部分の差に興奮するという情報を掴んだから」
エフラム「お前はそういう怪しい情報をどこから仕入れてくるんだ…」
サラ「それよりどこか遊びに行かない?このままだと興奮した兄様に襲われそうだし」
エフラム「お前…まあいい、じゃあ暑いからプールにでも行くか?」
サラ「いいわ。ちょうどこの前用意した競泳用水着があるから、これで興奮した兄様が襲ってくる可能性が…」
エフラム「…お前さっきと言ってることが矛盾してるぞ」