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歴代FE主人公が兄弟だったら 49章

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0001ファウダー2013/05/11(土) 03:01:13.68ID:PaBleRj9
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1357383269/

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
0490助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:c9gwL9I+
オルエン「フレッド?最近ケンプフがぼやいてるんだけれど…やおいって何かしら?」
フレッド「お嬢様…世の中には知らなくてもよいこともあるのです」
0491助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:8HWKgo57
フレッドがオルエンからそういうのを命がけで遠ざけてるんだろうなw
0492助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:GFfMy2Is
>>489
ティニー「身分差下克上キタコレ!(*゚∀゚)=3 ムハー」

そしてイリオスも巻き込まれるんですねわかります
0493助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:TOwLJW1M
ユリウス「あっぢぃなー、オイ。この季節はアレだな。アレ」
チキ「アレだよね!」
ファ「あれあれー!」
ミルラ「アレしかないです…」
ユリア「もう、最近そればっかり。あまりやりすぎは…」
ノノ「…とか言ってついてきてるーー」
ユリア「///だ、だって…」
イドゥン「とってもキモチイイものね」

ニニアン(竜)「…あの…今日もなんですか…?暑いのは苦手だから私も外には行かないですが…」
ニルス(竜)「連日こう通いつめられちゃねぇ…」
ユリウス「…硬いこというなよ…ニルス…お前とニニアン姉のとこはこの季節オアシスなんだよオオォ」
チキ「兄ちゃんの体すっごく冷たくてキモチイイもん!」
ユリア「ああ…お姉様の体…ずっと寄り添っていたい…」
ノノ「もう、離れられないよぉ…」
イドゥン「みんなで体を寄り添ってキモチよくなれるなんてとっても幸せ…」
ニニアン(竜)「もうっ、くっつきすぎですよ///」
ニルス(竜)「ユリウス兄さん…重いよぉ…」

ビラク「寄り添うホモのにほいがして」
ヘザー「寄り添うレズのにほいがして」
シグルド「寄り添う近親のにほいがして」
3人「やってきました!!」
ユリア「そんないかがわしいのじゃありませんーーーー!」つナーガ
3人「アッーーーーーー!!」
0494助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:O3PR+ns0
>>483-485
乙!
毎年恒例だがやっぱり良い物だなぁ。
最初にこれを考えた人は偉大だ…

自分も一日遅れだが参戦するぜ!



8月8日、通称はっぱの日が今年もやってきた。
兄弟家の居間でははっぱの準備をしながら、セリスとロイが談笑をしている。

セリス「今日ははっぱの日だね!楽しみだなぁ」
ロイ「セリス兄さんは本当に好きだよね。まぁ僕も毎年参加してるけどさ…」

と、そこへ仕事帰りのクロムがやってきた。

クロム「……はっぱの日?お前たち、何の話をしているんだ」
セリス「あ、おかえりなさいクロム兄さん」

クロムははっぱの日という聞き慣れない単語の意味を、弟達に問う。

ロイ「そうか、クロム兄さんは知らなかったっけ。はっぱの日というのはね…」
セリス「男の子も女の子も、服を脱いで素直になって踊るんだ」
クロム「なん、だと…!?」

セリスの間違ってはいないが誤解を招く表現を聞いて、クロムの顔色が変わる。

クロム「けしからん!公序良俗に反する事この上ない行為だ!
    一体誰だ、そんなとんでもない事を思いついたのは!!」

てっきり鼻血でも出すと予想していたロイの思惑を裏切り、クロムは警備隊モードに入ってしまった。
…もしかしたら、仕事帰りだったのも原因の一つだったのかもしれない。
0495助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:O3PR+ns0

ロイ「えっと…それはその…」
  (なんでこういう時に限ってムッツリ属性が反応せずに真面目モードになるのさ兄さん!
   でもここでリーフ兄さんの名前出したら間違いなくヒトデナシー!な展開になっちゃうし…)
セリス「?リーフ兄さんだけど…」
ロイ「ちょおおお!?セリス兄さぁぁぁん!?」


クロム「リーフだと!?あいつ…前々から危険な兆候が出ているとは思っていたが」

ロイ(兄弟にしていい発言超えちゃってるけど、普段のリーフ兄さんの行動考えると否定できない…)
クロム「許せん!リーフの馬鹿はどこにいる!?」
セリス「二階で準備してるよー」
ロイ「おお…もう」
クロム「二階だな!」

二階という単語を聞くやいなや、仕事の疲れを感じさせぬ勢いでクロムは階段へ向かっていった。
ロイとセリスには、見送ることしかできない。

ロイ「あーあ…リーフ兄さんも可哀想に」

ロイはセリスに責めるような視線を向けた。
しかし当人のセリスは、無邪気ににこにこ笑っている。

セリス「大丈夫だよ。リーフ兄さんの…はっぱの力があれば」



クロム「リーフ!見つけたぞ!」
リーフ「なんだいクロム兄さん、そんな大声だして」

いきり立つクロムに対してリーフは悪びれる様子もなく落ち着いた対応を見せる。

クロム「裸になって集団で踊るなどという行為を見過ごすわけには行かん。
    さあ、今からでも遅くないからやめるんだ。
    まったく、お前はいつもいつもえr(ry」
リーフ「……クロム兄さん」

リーフのただならぬ様子に、クロムは思わず黙り込んでしまう。

リーフ「裸って、いいよね」
クロム「……ふざけるなぁーーっ!」

…前言撤回、とクロムは再び剣を大きく振り上げた。
しかし、リーフは焦りの表情を浮かべることなく語り続ける。

リーフ「大人になるにつれて、しきたりや周囲の目線、責任、期待…
    色々なものに塗り固められて、裸の自分が出せなくなる。
    失敗できなくなる、自分に正直でいられなくなる。
    もちろんそれは、社会で生きていく上では仕方のないことかもしれない」
クロム「……」
0496助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:O3PR+ns0

一見繋がらない内容に思えるが、何故かクロムには聞き流せなかった。
剣に込められた力が、徐々に弱まっていく。
それは、リーフの言葉にクロムも心当たりがあったからかもしれない。

クロム(…純粋にこの町の人達を守りたい、その想いは今でも変わっていない)

しかし、部下がつき、顔を覚えられ、人々から期待を向けられる内に、
徐々にプレッシャーがかかっていた事は紛れもない事実であった。
思えば、ここまでリーフの行動を咎めたのも、重圧に圧されての事だったのかもしれない。

兄の内心の葛藤を見透かしたかのように、リーフの語りは続く。

リーフ「だからこそ、葉っぱ一枚になって、思いの丈をぶちまける。
    身も心も文字通り裸になる。
    こんな日が一日位あってもいいんじゃないかな」
クロム「お前…そこまで考えて」

リーフは笑いながらクロムの言葉を否定する。
その笑いが可笑しさから来るものなのか、誤魔化しなのかクロムには分からなかった。

リーフ「まさか。こんなのは単なるこじつけだよ。
    でも、僕みたいなのでも皆の火付け役になる事位はできる。
    誰でも最初の一歩を踏み出すのは、怖いから」



リーフ「さ、僕の言いたいことは全部言った。
    逮捕してくれてもいいよ」

そう言ってリーフは両手をクロムに差し出した。
しかし、クロムは動かない。

リーフ「兄さん?」
クロム「…俺も焼きが回ったな。
    リーフ、今更何を、と思うかもしれんが…俺に見せてくれないか。
    生まれたままの、お前を」

クロムの言葉の意図する事を理解して、リーフは微笑んだ。

リーフ「兄さん…分かったよ」

そう言ってリーフは、目を閉じてゆっくりと深呼吸をした。
そして次の瞬間、リーフは服を脱ぎ捨てはっぱ一枚になった。
服を脱いで葉っぱをつけるまでに掛かった時間は、実に二秒という短さである。

リーフ「…YATTA!YATTA!」

クロムの目の前で、リーフはYATTAと叫びながら踊り始めた。
一見簡単な踊りに見えるが、まったく恥じる様子もなく全力で踊るその様は、
クロムにある種の芸術性を感じさせた。
0497助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:O3PR+ns0

毎年踊っているためか、素人目にも分かる迷いや疲れを一切見せない洗練された動きである。
そんな高度な状態を維持しつつも、徐々に声量と速度が増していく。

リーフ「YATTA!!YATTA!!!」
クロム(聞くのと見るのでは随分印象が違うものだな。
    …俺もまだまだ青二才ということか)

クロムが己を恥じていると、ふすまが勢いよく開け放たれロイ達が部屋に入ってきた。
既に彼らは衣服を脱ぎ捨てており、はっぱ一枚だけの状態だ。

セリス「兄さん達が仲直りしてよかった!YATTA!」
ロイ「今年も家族仲良く踊れる!YATTA!」

「「「YATTA!YATTA!」」」

クロム(複数人での踊り…動きはてんでバラバラで掛け声やリズムもあっていない
    しかし、なんだ?この胸に響いてくる熱い感情は…
    俺は、俺は何故ただ見ているだけなんだ?何故、服を着ている―――!?)

勢いに流されてはいけないと理性が語りかけてくる。
しかし、本能は流されることを良しとしている。
クロムはどうしたら良いのか分からずに、ただ悶々とするしかなかった。



その時3人がぴたりと踊りをやめ、クロムの方へ向き直る。

リーフ「YATTA!YATTA!…クロム兄さん」
クロム「!!!」

そして、ほぼ同時にクロムへ手を差し出した。

セリス「もうなんにも恥ずかしがることはないよ」
ロイ「だって、僕たちは」
三人「「「自由だ!!」」」

そこから先、クロムの記憶は途切れている。
気がついたら日付が変わり、部屋で横たわっていたからだ。
ただ、不思議と爽快感が胸を占めている。
昨日まで単なる義務であった仕事が、やりたくてたまらなくなっている。

クロム「…もう寝よう。明日も仕事だ」

何のためにあるのかよくわからないはっぱの日。
でもこんな日が一日位あってもいいのかもしれない……

終わり
0498助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:8HWKgo57
GJ

このスレのリーフっていつも馬鹿やってるようで結構深いこと考えてるよな
まあ、本人がなかなか人に本心見せないから周りはそんなこと知らないってのが多いだろうけれど

ところで、リーフが家族以外で本心さらけ出せるのって誰だろうね?
やっぱフィンか?
0499助けて!名無しさん!2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:O3PR+ns0
フィンよかむしろキュアンかと
0500助けて!名無しさん!2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:NNL4wt8m
関係ないけどアイクとパリスの絡みってあったっけ?
自分的に記憶に無いんだが…
0501助けて!名無しさん!2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:ZOQgYcOm
たぶんない
キャラが薄いから
アイク関係なくしてパリスならではってものがないもの
アイクの存在あってはじめてキャラが立つ男でありアイクがいなきゃ強いだけのただの人

「あの英雄の子孫だからつえーんだろ?」みたいに言われてその名前を負担にしながら生きてきたんじゃないかって気がする
「…俺はアイクの子孫なんて名の人間じゃない…パリスという人間だ!舐めるな!」
みたいに子孫とか関係なく自分の力で名と力轟かせる…!ために男らしくアイクと殴り合うみたいな妄想が湧き出した


ただ原作の血縁通りではない設定が多用されるこのスレじゃ子孫設定にはならんかもなあ
05025002013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:NNL4wt8m
>>501
なんか感動した…!!
今はもう眠いがパリスネタ投稿してみようかな…
0503助けて!名無しさん!2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:Qaz0w3mm
パリス解禁されたその日だったか次の日だったかに小ネタレベルだが投下したよ
まぁ>>500,501を見る限りは精進せんといかんようだw
0504アイクとパリス2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:gZ8XaC5h
では投下します

パリス「!!あんたは…」
アイク「?」
パリス「あんたが…アイク…」
アイク「あ、ああそうだが」
リーフ「あれアイク兄さんだ」
クロム「ん?あれはパリス」
パリス「…手合わせ願おう」
アイク「!?…いいだろう」
パリス「…」スッ
アイク「!その剣は…まさか…」
クロム「あれこのシーンどっかで…」
リーフ「というかあの人ラグネル持ってるよ!?」
アイクパリス「ぬぅん!!」
ガキン!
アイク「くっ」
パリス「はあ!」
カキン!キン!
リーフ「アイク兄さんが…押されてる!?」
クロム「さすがアイクの子孫といわれることはあるな」
パリス「うおおおおおおおお!」
アイク「あまい!天空!!」
パリス「ぐはぁっ!」ドサッ
クロム「パリスッ!」
アイク「ん?クロム達いたのか?」
リーフ「まあねそれより兄さんこの人は…」
パリス「…くっ予想以上の力だ…おい!」
アイク「ん?」
パリス「俺はパリス!…俺に剣を教えてくれ!」
アイク「…弟子になるってことか?」
パリス「そうだ!いつかはあんたを越えて見せる!」
アイク「…分かった」
クロム「…いいのか?自分が子孫ってこと教えなくて」
パリス「俺にとってはそれがいい…」

こうしてアイクとパリスは師弟関係になった…
こんなのしか思いつかなかった…
0505アイクとパリス2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:hu2BbLqf
ネタがだんだん投下されてきたので自分も

アイク「(最近家族とあまり交流をしてないな…よしなにかてだすけしてやろう)」
リーフ「うんしょ」
アイク「リーフ疲れてるようだが何してるんだ?」
リーフ「ん?ああ葉っぱの日の後片付けさ僕が皆の分の葉っぱ用意してるからね」
アイク「そうか俺も手伝おう」
リーフ「助かるよ」

アイク「ふぅ終わったか…ん?」
リン「はあ…」
アイク「リンどうしたんだ?悩みなら聞くぞ?」
リン「アイク兄さん…実はレズやら老けてるやら…」
アイク「ふむ…だが俺が見る限りではリンは魅力的な女だと思う自信を持て」ニコッ
リン「うん…ありがとう///」

エリウッド「家計簿ファラフレイムウヒョーwww」
アイク「…エリウッドすまない今度からなるべく苦労をかけん…」
エリウッド「な!?アイク兄さんからそんな言葉が聞けるなんて…明日は天候メティオだねwww」
アイク「…」

アルム「出番が(ry」
アイク「…」ぽん

エイリーク「胸が(ry」
アイク「…」

セリカ「はあ…今月のミラ教へ入った人は少ないわね…」
アイク「セリカ…苦労してるようだな?」
セリカ「まあね… もっとがんばらなきゃ」
アイク「がんばるのはいいが無理に体を壊すなよ?俺はお前が幸せならそれでいい」ニコッ
セリカ「///う、うん(やだ私ったらアルムがいるのに見とれてしまったわ…)」

こんな感じでアイクはすごく家族思いだと思う
女性陣にはフラグをたてまくるがwww(そして折る)
05065052013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:hu2BbLqf
あ、なんかタイトル前のいれてしまったorz
0507代理投下2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:WaaH2yZv
1レスネタですが…

>>504
ふむ、成程なー。
つまり

「くっ…参った」
「ふむ…かなり進歩したな。
 力負けもしなくなってきたし、予備動作も減ってきている」

「だが、俺を越えようとして剣を振るっている内はまだまだだ。
 目標を持つのは良いことだが、それだけでは足りない」
「どうすればいいんだ?」
「俺の師の言葉だが、武を楽しむ事だ」
「楽しむ?」
「そうだ。
 己を鍛え、強者と戦う事全てをだ。
 さすれば敵は無く、戦士としてこの上ない領域まで自然と達するらしい。
 …最も、偉そうに能書きを垂れている俺もまだそこまでの境地にはたどり着けていないがな」
「…今の俺には楽しむ余裕なんかない。
 ただ、あんたに勝ちたいだけさ」
「ああ、今はそれでいい。
 頭の悪い俺でも理解できたんだ、いずれ分かる」

とか、

「アイク兄さん、最近なにかと機嫌が良いよね」
「そう見えるか?だとしたら、あいつ――パリスのおかげかもな」
「パリスさんがどうかしたの?
 強い練習相手だから、とか?」
「戦いがいがある相手であるのもそうだが…
 あいつのおかげで、俺は教える歓びを知る事ができた」
「ああ。俺にとって武とは、これまでただ己を高める為だけのものだった。
 しかし、あいつという弟子を持ち、自分の教えが生きているのが楽しくてな」
「へぇー、アイク兄さんって教えるのも上手いんだね」
「いや、前にワユに教えた時は全然ダメだったんだが…
 あいつとは相性が良くてな。まるで他人とは思えん」

みたいな感じか
0508助けて!名無しさん!2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:w1+XnUgN
この小説を読む前に>>118の注意書きをご参照ください。
>>292-294の続きにあたります。
0509侍エムブレム戦国伝 断罪編 アイクの章 黒 2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:w1+XnUgN
主よ。主よ。
貴方は私に過分な地位を与えてくださるが私に何をお望みなのか。
私が覇道の忠実な歯車であればそれでよいのか――――――――


「わかりきったことだ。今更何を問おうか」

彼は閉ざしていた瞳を開いた。
こうして己の中で問いかけるのも幾度になろうか。
導かれる答えもまた常に同じ。
黒光りする冷たい武者甲冑の重みだけが確かに自分がこの世に存在していることを感じさせてくれる。

「誰も彼も…生き急ぎ死に急ぐ……
 主よ。閃光は眩いがその光は長く輝きはしない。ゆめゆめ忘れることなきよう」

黒い鎧を纏いし武者は己が居室の片隅で窓の外の空を見上げながら呟く。
龍を駆る主が消えていった空を。
臣下の誰もが主の振る舞いを…そうアシュナードの行いを理解できない。
わかりようもない。凡俗の尺度で偉人は、あるいは狂人は測れぬ。
黒い武者の心を示すかのようにデインの天空は黒雲に覆われ稲光を放っている。

「天の雷…」
そう、それは誰が例えたか…アシュナードを表すにはもっとも相応しい形容に思える。
だがそれに一言付け加えた男がいた。
もう何十年も前の事だ。

「天の雷は巨大な光を持っているが荒れ狂うばかりでなんら他を益することはねぇ。まさに我が殿に相応しいぜ」

この手で葬った師グレイルの言葉だった。
「師よ。貴方は正しかった。だが…
 それを言うのなら何故に野に身を落とし他を益そうとしなんだのか?
 類まれなる剣腕を持ちながらそれこそ愚かではないか」

そういえば…ふと思い出す。
我が師グレイルを討ち果たした時、我に打ち掛かってきた青い髪の小僧がいたな。
たしか師の息子だった。
あの時は取るに足りぬ未熟者と見てあえて命を取りはしなかったが。
あれから幾年かが過ぎておりあの小僧も二十代も半ばというところだろう。
少しはできるようになっただろうか………


「武者殿。武者殿」
襖の向こうから声がする。
黒い武者は兜を被り直し鉄面を嵌めてその顔を覆い隠すと重々しい声を出した。
「何か?」

「ブライス殿がクリミア攻めの軍議を開きたいと…」
「わかった。今行く」
0510侍エムブレム戦国伝 断罪編 アイクの章 黒 2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:w1+XnUgN
アシュナードが姿を消したこの時期。
デインの指導層は有力武将たちの合議をもって成り立っていた。
主たる者は以下の三名。
ブライス、プラハ、そして漆黒の武者である。
名すら名乗らぬ怪しげな武者に眉を潜める者も少なくはなかったが、
彼は抜群の武功を持って反対派を黙らせてきた。
…そして本来この中にセネリオが名を連ねるべきなのだろうが、
彼はまだ若く武功少なく、何より先日のアシュナードの布告以来デインではないがしろにされているといっていい。
もう一人のアシュナードの子、ペレアスは先日の合戦で討ち死にしたとされている。
この話には誰もが関心を払わなかった。
そのくらいデインの家中でペレアスの影は薄かった。
その力はアシュナードからは省みられず、さりとてセネリオのような智謀に秀でているわけでもない。
廷臣たちが彼を軽んじたのもやむをえざることだったかもしれない。
力を持って立つべきこの世では。


「先日来我が方はクリミアの陣地に攻撃を繰り返し、守将オスカーとケビンの両名は守り難しと思ったのであろう。
 陣を捨て兵を引いた」
ブライスが軍議の口火を切る。
「クリミア城下まであと一押しってところだねぇ」
地図に視線を落としながらプラハが応じる。
その指先がクリミアに通じる街道をなぞっていく。
「だがそれだけに奴らもこのままではおくまい。
 窮鼠と化して我が方を迎え撃つであろうて。覚悟を決め死兵と化した敵ほど手強いものはないぞ」
「ピネル、ナドゥス…ここらが我らを阻止するぎりぎりの線と見なして守りを固めてくるだろうねぇ…
 どうした漆黒の。さっきから黙りちまってさ」
「黒武者殿よ。そなたの思う所は如何?」
プラハとブライスが話を向けてくる。
黒い武者は顔を上げた。
鉄面に覆われ決して晒すことの無い顔を。
「定石からいえば攻めの一手だろう。流れは我らにある。
 ……が……天運尽き果てた陣営がどちらか…それを見てとれる者は人中におらぬ。
 天雷は天より地に落ちるもの。油断せず戦う事だ……」

そう、それを見てとれる者は人中にいない。
だが、だからこそその殻を破りさらなる高みを欲するのではないだろうか……………
0511侍エムブレム戦国伝 断罪編 アイクの章 黒 2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:w1+XnUgN
そう、黒の武者が思い描く天。
黒雲の中では人智を超えた戦いが繰り広げられていた………

巨大な黒い翼が舞う。
巨龍ラジャイオンの咆哮はまさしく地上の者たちには雷鳴そのものに思えたであろう。
その背に跨る巨躯の武者は髭面に禍々しい笑みを浮かべ黒雲の中を舞う敵を見据えた。
強く大きな翼の敵を。
「人たる身に神は超えられぬか?妖は討てぬと思うか?
 試してみようではないか神の下っ端よ」
豪腕に抱えた剛刀グルグラントの切っ先が鋭い光を放っている。
その背に大きな翼を広げた山伏の姿をした男……
山界の天狗ティバーンは威圧感に満たされた眼光を持って狂気の大名を見据えた。
「確かに貴様は強ぇよ。人間の中じゃ最上級の一人だろうよ。
 だがてめえらのおよばねぇ領域ってのはある。『天空』は本来翼もたぬ人間の立ち入る領域じゃねぇ」
「勝手な理屈だな?そうして己らのみが力を得るか。ならば奪うまでの事よ」
巨龍が舞い黒い影が天狗に迫る。
グルグラントの切っ先は触れれば鋼鉄すら豆腐のように切り裂いてしまうだろう。
「ガウェインよ……あん時、お前を通しちまったのは過ちだったのかも知れねえ…」
ここにはいない…いや、もうこの世にはいない男の名を呟くと天狗は意を集中し神通力を高めていく。
その姿は次第に化生と化しやがて見る者を圧する巨大な大鷲へと変えていった。

「吹けよ嵐、轟け雷鳴!山神の末たる威、人界の覇者に見せてやろう!」
言葉そのものに霊気が乗り移ったようですらある。
この時ティバーンは大気そのものであり山そのものですらあった。
猛烈な暴風と豪雨が吹き荒れ雷鳴が轟きラジャイオンとアシュナードの身を打ち据えていく。
山界は本来禁足地、人間の立ち入る領域ではないのだ。
それを示すかのように自然界のあらゆる霊気がアシュナードに牙を剥いていた。

「よいぞ…そうだ…そうでなくてはな!
 それでこそ超え甲斐もあるというものよ!」

雷に討たれながらも大名の哄笑はやむ事が無い。
彼はその身を焦がしながらも突進を緩めず刹那の斬撃を繰り出していく。
大鷲の鍵爪が切っ先とぶつかり合いやがて爪先が刃を捉えた。
「ほう、鋼鉄すら切り裂く我が太刀を堪えるか?ならば次は力比べといこうぞ!」
「けっ…人間の細腕で何ができるか!」
アシュナードが豪腕を隆起させて太刀を推し進めようとすればティバーンもまた逞しい豪脚と鍵爪を持って切っ先を押しとどめんとする。

黒雲の中の戦いは終わる様相を見せない。
0512侍エムブレム戦国伝 断罪編 アイクの章 黒 2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:w1+XnUgN
「……空が翳っているな……」
あちらはデインの方角だったか…
黒い雲が山の上に掛かり雷を降らせているようだ。
クリミアの城下まで差したる距離もない最終防衛線。
ナドゥスの陣地の中でアイクは呟く。
周辺には幾人ものクリミア兵が陣を固め戦の準備に明け暮れていた。
クリミア軍はピネル、ナドゥスの両陣地を持ってデインの進撃を跳ね返そうと図っており、
ピネルにケビン、ナドゥスにオスカーの両侍大将とその手勢を配していた。
アイクはオスカー軍の一傭兵としてこの地に立っている。
リーフは付いてこなかった。
そこまで付き合う義理はないと彼は言い放った。
やつらしい言い方だと思うしまさにその通りだとも思ったので気にも留めなかったが。
…ふと傍らから声がする。
「何十年か前にもあの山にああして黒雲が掛かった事があったっけな…」
何とはなしに呟いたのかも知れない。
弓を担いだ四十路ほどの傭兵が空を見上げている。
「そうなのか?」
話に応じてみたのもさしたる意味はない。
何気なしにというところだ。
だが、シノンと名乗ったその男が続けて発した言葉はアイクに雷鳴となって轟いた。
「おう、それからしばらくしてガウェインってとんでもなく強え剣客が山から降りてきたのさ。
 その人はずっとデインに仕えてたんだが何を思ったかグレイルって名を変えてどっかへ消えちまった。
 俺はその頃デインに雇われててガウェインの軍団にいたんだがとんでもねぇ猛者だったぜ。
 クリミアの武将の首をいくつも……」
そこでシノンの言葉は途切れた。
アイクが思わず掴み掛かったからである。
「今…グレイルと言ったか?グレイルと言ったのか!?」
「な…なんだってんだ?言ったがそれがなんだよ!?」
「グレイルは…俺の親父だ………」

呟きは風となって戦場を流れていく。
嵐風吹きすさぶ戦場へと。

ナドゥスのクリミア軍陣地を見据えるその男もまたそれを感じていたのかも知れない。
デインの旗印が幾重にもはためく中、漆黒の鎧に身を包んだ武者は敵陣を見据えていた。
「此度は貴方が陣頭に立たれるか。クリミア兵共に取っては不幸な事。
 敵将はオスカー…それなりに有能な将だが貴方の足元にも及ばない」
傍らのセネリオが呟く。
ある種の歯がゆさすら彼にはあるのかも知れない。
伺い知れぬ鉄面の下で、黒い武者はどんな顔をしたのであろうか。
誰も知りようがない。
人々が知れた事は彼が発した命である。
「奴らを蹂躙せい。我に続け」

先陣を切ってナドゥスの陣に漆黒の武者が突っ込んでいく。
それにデイン兵六千が雄たけびを上げて続いていく。

グレイルの死から七年…
戦の風は再び両名を引き合わせようとしている――――――


続く


侍エムブレム戦国伝 断罪編 

〜 リーフの章 闇に生き闇に消え 〜
0513助けて!名無しさん!2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:NQE9Bkg7
>>505
アルムとエイリークについては打つ手なしなんだなw
もう神様の力でも借りんと無理だろってレベル。
0514助けて!名無しさん!2013/08/14(水) NY:AN:NY.ANID:HrlL4YQy
いよいよ漆黒にスポットが当たってきたな
漆黒の戦国での位置づけは前々から気になってた
0515助けて!名無しさん!2013/08/14(水) NY:AN:NY.ANID:c2FrawHb
GJ!
続きが凄く気になる!アイクと漆黒は戦国でもやはり宿命の敵なんだなぁ…
0516助けて!名無しさん!2013/08/14(水) NY:AN:NY.ANID:+zy6nGTD
問題です
ミカヤ「ヘクトル、ちゃんと日焼け止めは塗って行きなさい」
ヘクトル「ヘ、男が一々そんなの気にしていられるかよ」
セリス「そうだ、夏だから僕も日焼けして見よう!
男らしい浅黒い肌に!」
結果
CASEA
セリス「……全身ヒリヒリする……」
リーフ「日焼け出来ない体質だね」
CASEB
セリス「どうかなこの肌?」
ユリア「セリス様がギャル化したぁー!?」
ラナ「ウソダドンドコドーン」
どちらになるでしょうか?
0517アイクとパリスはシリアス傾向なのにすいません2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:PD/FChX1
パリス(見える……あの男の動きが、俺は……今度こそ……)
ルキナ「凄い。あのアイクさんを圧してる」
セレナ「ええ、あれなら勝てる」
アイク「……パリス、よくそこまで鍛え上げた。お前の努力と才能に経緯を表して、俺も使おう。人相手には使わんと決めた、俺の更なる限界を!」
パリス「!?」
ルキナ「あ……あれは……」
セレナ「そんな……」
セネリオ「見ましたか」
ルキナ「セネリオさん」
セネリオ「あれがアイクの全力です。
バーベルトレーニングなどで作った不自然な筋肉では有りません。
闘いの中で淘汰され、絞り込まれた純粋な闘争の結晶です」
セレナ「だからって……あの背筋は……」
セネリオ「アイクの背に肉の字が浮かんだ時、アイクの力は人の限界を完全に超越します」
0518助けて!名無しさん!2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:EKSa43gM
エリンシア「言うまでもないでしょうがこうなると私たちの出番ですわね」
リリーナ「美しいNIKUをしてるわ…まるでギリシャ彫刻のよう…な…舐めたいハァハァ…」
デジェル「無駄も脆弱さも欠片もない力の象徴…この上に美しく輝く力強い鎧を着せたらどれだけすばらしい戦士になるのかしら?」
エリンシア「馬鹿な!?鎧を着せたらアイクのKINNIKUが見えなくなってしまいますわ!?」
リリーナ「そーよそーよ!露出度高い男の人の色気とエロさがわからないの!?」
デジェル「見せるだけがNIKUを引き立てる道じゃないわ。隠れているからその内側への妄想を楽しめるんじゃない!」
リリーナ「ええーどーせならブーメランパンツがいいー」
デジェル「あれだけアーマー侍らせておいて鎧のよさがわからないなんてかわいそうね」
エリンシア「ホークアイ様の露出度とセクシーさは神の領域ですハァハァ」
リリーナ「そーそー、アーマーの中身は興味あるけど露出度の低さはちょっと…ゴンザレスやガレットくらいの軽装備のほうがググッときますお姉さま!」
デジェル「脱げばすごいからたまらないんじゃない!それだけじゃないわ…この鎧に染み付いたガチムチの汗の香りがまた…ハァハァ」
リリーナ「ヘンタイ」
デジェル「あんたに言われたくないわ!」
エリンシア「リリーナちゃん。そんな言葉を使うものではありませんわ。これは愛なのです。愛が鼻から漏れているだけなのです。赤は情熱の色なのですわ」
リリーナ「はーい」
0519助けて!名無しさん!2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:XD2LgnG7
>>516
何故か着ていもないスクール水着の跡が出来るに一票。
セリスならしようがないよね。
0520助けて!名無しさん!2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:AWd/z1wB
>>517
人相手には使わない限界てwwwやはりアイクの力ははかりしれんな
>>518
エリンシアの通常運転が見れてなんか安心したぜ乙!
0521助けて!名無しさん!2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:01KYxQs4
小ネタ投下します

兄弟家の日常風景
エリンシア「あらお肉を買い忘れてしまいましたわ」
アイク「な、何!?」
ミカヤ「困ったわね誰かに急いでおつかいにいってもらおうかしら」
リーフ「姉さん僕がいくよ」
エリンシア「あらありがとうではアイク」
アイク「ああ」
ガッ
アイク「ぬぅん!」ブンッ
リーフ「いってきまあぁぁぁぁーーーーー」ヒュゥゥゥゥゥゥ
数分後
リーフ「はいお肉」
アイク「ktkr!!」
ミカヤ「ありがとうリーフおつりはあげるわ」
リーフ「YATTA!!」

こういうことが起こってるのが予想できた
0522助けて!名無しさん!2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:4chOK/KH
このスレで一番不遇なキャラは誰かな?
その人をネタにしてみたい
0523助けて!名無しさん!2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:5lVTS7tQ
不幸ネタの多い人というとセティかなぁ
緑風さんは笑い者って感じだがセティはガチで不幸というか
どうか助けてやってくれ
0524助けて!名無しさん!2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:gXtsHyfi
真の不遇は初期にたまにネタに上がる程度でいつの間にか消えたオルグさん。

一時期はやたらオルグとミカヤのカップリングが多かった印象がある。このスレ以外の話だけど
0525助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:zhFYWfqU
>>523
涙目グリーンの中でも一番本人に非がない奴だしね。
まあアーダンやウォルトのあれが本人の非と言えるかは微妙だが……
0526助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:X9ylG/SM
アーダンのどこが涙目や!
アイラとの会話とか超お似合いだし嫁候補が7人もいる幸せものじゃないか。

ただセティの場合は本人に非はないが本人のネガティブさが不幸を呼び込んでる気がしなくもない
もうちょっと割り切れれば魅力的な奴なんだしティニーも簡単に振り向かせられると思うわ

ぶっちゃけるが男としての魅力はリーフより上行ってると思う
05275222013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:fUaNy1hx
いろいろありがとう
原作はともかくこのスレでは一番セティが不幸っぽいので書きます
恋愛の方でいいのかな?
0528助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:JlNjxOoo
書きたい方向でOKですたい
0529助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:g5+bCLAn
セティ様とリーフ様の純愛ものを希望します
0530助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:L9gNKFqf
>>529
ティニー「それはなかなか……ハァハァ」
0531助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:7TidSQwc
>>530
お前じゃねえのかよ。>>529は誰なんだよ
0532助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:0l5826UD
どう見てもティニーの自演です本当にありがとうございました
0533助けて!名無しさん!2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:JlNjxOoo
アーサー「妹の好みそうなリクを出してやるのも兄貴ってもんじゃないかな?」
フィー「あんたってやつは…もう…」
0534助けて!名無しさん!2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:B1A+ERou
サラ「…暑い」
エフラム「ああ…こんなに暑いのはアイク兄上の砂漠での修行について行ったとき以来だ」
サラ「この部屋に扇風機しかないのが問題だと思うの。エアコンは?むしろ私が勝手に設置しとくとか」
エフラム「無茶言うなって…それより」
サラ「なに?」
エフラム「お前が俺の膝から離れればお互い多少は涼しくなると思うんだよな…」
サラ「それじゃここに来た意味が無いじゃないの」
エフラム「訳が分からんが…そう言えば」
サラ「まだ何かあるの?」
エフラム「お前、焼けたなあ」
サラ「ああ、この前海に行ったときにでしょ。兄様だって一緒に行ったじゃない」
エフラム「改めて見るとな。お前、普段は白いからな」
サラ「新鮮で興奮する?」
エフラム「な、何でそうなるんだよ」
サラ「こう…肩のところをずらすと焼けてない部分が…」
エフラム「お、おい何を…」
サラ「男性は日焼けした部分と焼けてない部分の差に興奮するという情報を掴んだから」
エフラム「お前はそういう怪しい情報をどこから仕入れてくるんだ…」
サラ「それよりどこか遊びに行かない?このままだと興奮した兄様に襲われそうだし」
エフラム「お前…まあいい、じゃあ暑いからプールにでも行くか?」
サラ「いいわ。ちょうどこの前用意した競泳用水着があるから、これで興奮した兄様が襲ってくる可能性が…」
エフラム「…お前さっきと言ってることが矛盾してるぞ」
0535助けて!名無しさん!2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:Jgbj0ALv
>>534
サラ「特に興奮するのはパンツをずらしたときに見える腰の焼けてない部分だと…」
エフラム「だ、だからやらなくていいと言うのに」
サラ「二人しかいないんだから恥ずかしがることないのに…しっかりしてよね」
エフラム「なんで俺が怒られるんだ…」
0536助けて!名無しさん!2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:fhmoPfw6
>>528
ネタは自由に書くものだからね。
例えばここでは嫁候補内で影薄いけどロイシャニやロイスーメインのを書いても良いし。エフラーやラスリンを書いても良い。
ただ必要なのは最低限のモラルとマナーだけさ
0537助けて!名無しさん!2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:dHzPPQAB
ティニー「つまり私がヘクビラを書くのもまた自由なのです」
ビラク「うほっ、買うぜ。俺は買うぜ!」
ヘクトル「やめれ!」

サラ「あちらは苦労が耐えないようね…」
エフラム「苦労してるのは俺も変わらんと思うのだが」
サラ「なにそれひどい。幼女に愛されて幸せなくせに」

キルロイ「それこそ影は薄いけど原作でフラグあるんだしキルワユもいいと思うんだ」
ヴァネッサ「ヒーヴァネもお忘れなく。どうせこのスレではどう逆立ちしてもエイリーク様を射止めるのは無理に決まってますし」
ターナ「さりげにひどいこと言うわね。同感だけど…私もたまには別フラグのクーガー追ってみた方がいいのかなぁ…ロリコン。バカ…」

ヒーニアス「ぶぇぇっくしょい!」
ラーチェル「な、なんですの汚いですわね!」
ヒーニアス「ふっ…エイリークが私の噂をしているな。我ながら罪な男よ」
ラーチェル「寝言は寝てお言いなさいな。エイリークの愛はわたくしのものなのですわ」
ドズラ「ガハハハハハ!なんだかんだでお二人の絡みも多い気がしますぞ。そういえば二人にも原作でペアエンド…」
ヒーニアス&ラーチェル「冗談ではない!(ありませんわ!)」
レナック「息合ってる気がするっすけどね」
0538助けて!名無しさん!2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:uYv3mBJQ
ミカヤ「恋人か……ふふ、今も昔も人の興味は変わらないものね」
ロイ 「しみじみしてるね姉さん。ちなみに昔って言うのはどんな感じだったの?」
ミカヤ「そうねえ……デギンハンザー×メディウスとか」
ロイ 「ちょっと待って」
05395222013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:nM8iSgUP
言い出して何だが…いざとなったらセティネタをまとめきれないんだ…
もう少し待ってくださいごめんなさい
0540助けて!名無しさん!2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:lPEtVBAY
冷たいようだがそういうことは言わない方がいいよ
構ってちゃんとか言われて叩かれるから

書くときは黙って書いて黙って投下すればいい
0541助けて!名無しさん!2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:6l0PHYC7
>>534-535
日焼けサラ様は俺得なのでもっとやれ
しかしそこはオイルを塗るイベントが必要だと思わないかね
0542助けて!名無しさん!2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:JdGWrxf5
ユリウス「ちょっと出かけて来る」コソコソ
イシュタル(ユリウス様……またあんな人目を気にしながら
まさかセリス君と浮気を……
いやそもそもなんで男相手に浮気疑わないといけないのかしら?)
ユリア「行くわよイシュタル」
イシュタル「ユリア様!?」
ラナ「あんなにこそこそと、きっとセリス様に厭らしい真似をしようとしておるに違いない」
ユリア「他人の恋人に手を出す卑劣な蜥蜴には死の制裁が必要です!」
イシュタル(別にセリス君はお二人の恋人じゃない気が……)
某所
ファバル「遅いぞユリウス」
レスター「知り合いに会ったらどうする気だ」
ユリウス「悪い悪い。早く行こうぜ」
イシュタル「あれ?男同士遊びに行くだけみたいですね?」
ユリア「ま、まさか複数人で囲んでセリス様を!?」
ラナ「おのれぃ!魂の欠片まで消滅させてくれる!」
イシュタル(どうしよう止められる気がしない)
ラナ「ぬう!何やら店に入ったぞ!」
ユリア「そこでセリス様を××する気かナーガ!!」
ラナ「死ぬが良い!!」
イシュタル「待って下さいあそこは」
ズズゥ………ン
ユリア「さあどこだ!出て来なさい泥棒黒蜥蜴ど……も……?」
ラナ「うぬ達の存在を抹消して……?」
店だった場所に飛び込んだ二人が目にしたものは、ケーキ皿を持ったまま固まる男子達の姿で有った。
ユリウス「な、何だユリア、今回はセリスは居ないぞ」
ファバル「そうだそうだ!攻撃される謂われは無い」
イシュタル「あの皆さん何を?」
レスター「ああいや……なんと言うか」
ファバル「偶には異性や保護者の目を気にせず甘い物を食いたいんだよ」
ユリウス「高校生にもなるとやっぱり気になるんだよな」
ユリア「何だ全く人騒がせですわね」
ラナ「それならそうとはっきり言わぬか」
漆黒「乙女達よ、この店内を見てくれ、これをどう思う」
イシュタル「凄く……廃墟です……」
ユリア「こ……これはお兄様達が」
ユリウス「いや僕達関係ないだろ」
ファバル「ケーキ喰ってただけだからな」
レスター「むしろ楽しみを邪魔された位だ」
ラナ「そんな……ひどい……」
イシュタル「いえ、酷くないと思います」

数日後
チキ「ねえねえユリアお姉ちゃんどこ行ったの?」
ユリウス「漆黒の所で禊ぎの無償勤務中」
0543助けて!名無しさん!2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:q4P92NGy
また漆黒系列かよwww
0544助けて!名無しさん!2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:+f9plswQ
>>541
サラ「そんなわけでワープで海にやって来たのだ」
エフラム「何が『そんなわけで』なんだよ」
ミルラ「もう着いちゃったんですか……」
アメリア「やっぱりワープって便利だよねー」
エフラム「しかもお前たちまで……」
サラ「それは『オイル塗られるついでに兄様に全身弄られるから』って説明したら……」
ミルラ「ち、ちょっと……」
アメリア「な、なんでもないですから!」
サラ「まあとにかく、オイルを塗って欲しいってこと」
エフラム「まあ確かに自分で全身には塗るのは大変だろうが……」
サラ「もう……もっとやる気出してよ、上手に焼けたらおいしく食べちゃっていいんだからね」
エフラム「お、お前は何を言って……」
ミルラ「た、食べるって……その」
サラ「……そう言えば竜の肉って美味しいらしいという話が」
ミルラ「た、食べるってそういう意味だったんですか!?」
サラ「あら、他にどんな意味を想像してたのか教えて欲しいんだけど」
ミルラ「あう……」
アメリア「まあまあ……そのへんで許してあげなよ」
サラ「あなたも普段の兄様との訓練のあとでマッサージしたりされたりしてるのにオイルまで塗って欲しいとか、結構欲張りさんなのね」
アメリア「そ、それは別に関係な……て言うかなんで知ってるの!?」
エフラム「ああもう分かったから、塗ってやるからそこに横になれよ」
サラ「…………」
エフラム「どうした?」
サラ「……その、改めて『横になれ』とか言われるとドキドキする」
エフラム「……いいから早くしろよ」
0545助けて!名無しさん!2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:2gk70V2x
サラ「………」
エフラム「なんだよ、せっかく言う通りにオイル塗ってるのに心ここにあらずみたいな顔して」
サラ「あー…大丈夫、続けて…大丈夫だから…」
エフラム「…?」
サラ(兄様の手…頭を撫でられるだけでも気持ちいいのに、直接オイルを塗られるのはちょっと…蕩ける)
0546助けて!名無しさん!2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:sdJxOnqH
クロム「エフラムの奴…いかんな。男だったらおっぱいだろうに…あんなぺたんこ幼女にハァハァできるとは間違っている」
リーフ「だよねぇ。おねいさんが一番だよね」
クロム「うをあ!?こここ、この葉っぱいつから俺の独り言を聞いていた!?」
リーフ「いつからも何も最初から」
クロム「ち…違う…俺は一般論を言っているだけであって俺個人は別に大きい胸が大好きとかそんなことはないぞ!」
リーフ「そういうことが好きで普通なのに無理やり隠すと返ってエロく見えるよ」
クロム「う、うるさい!大きなお世話だ!」
リーフ「で、ルフレ♀さんを海に誘ってオイルを塗りたいと…」
クロム「うおっ!?貴様いつから人の心が読めるようになったんだ!?」
リーフ「読むまでもなく想像つきますがな」
0547助けて!名無しさん!2013/08/23(金) NY:AN:NY.ANID:BHKWT8Wl
マルス「そういえば以前乳が大きくても人格歪んでると恋人出来ないとか言ってたね」
リーフ「恋人居ない=人格歪んでるなのか乳が大きい=恋人出来やすいなのか」
エフラム「いや物の例えとしてだな」
マルス「別にそういう意図は無いんでしょうが、兄さんみたいな趣向の人が言うと前者と取られますよ?」
リーフ「いや待って、ロリ巨乳って趣向も世の中には」
エフラム「………ロリが付くのは確定か」
0548助けて!名無しさん!2013/08/23(金) NY:AN:NY.ANID:flFGkoH2
イレース「おはようございます…」
ワユ「おっす、おはよー」
ミスト「あれ、何か結構焼けてない?」
イレース「ちょっと海で…」
ワユ「へえ、珍しいじゃん」
ミスト「…もしかして、お兄ちゃんに『上手に焼けたので食べて下さい』とかやるつもりなんじゃ…」
イレース「………」
ワユ「…いや、何か言いなよ」
0549助けて!名無しさん!2013/08/24(土) NY:AN:NY.ANID:vmIdGlNM
サナキ「日焼けをして迫ると、そういうのもあるのか」
シグルーン「サナキ様、それでしたらぜひこの水着を」
サナキ「…あまり見たことのない水着だのう」
シグルーン「主に小中学生の学校指定の水着として使われているものだと考えて頂ければ」
サナキ「微妙に引っ掛かる言い方じゃのう…しかし日焼けをするのに水着にこだわる必要はあるのか?」
シグルーン「はい、その水着で日焼けをしたという事実が重要なのです」
サナキ「そ、そうなのか…」
シグルーン「では早速海に向かいましょう、オイルを塗る役目はこの私が…」
サナキ「…どうせならアイクに直接塗ってもらった方がアイクとの距離が縮まるのではないか?」
シグルーン「…サナキ様…成長なされましたね…」
サナキ「…シグルーン、私の目を見て話せ」
0550助けて!名無しさん!2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:7paovkgS
シャナン「新たなる同志の予感?」
エフラム「ともに紋章町の子供達を守る志高き者が現れたか。心強いな」
オグマ「さっそく勧誘しにいこうか」

ターナ「……もう何も言わないけど…紅一点ポジという実際あったら結構きつい立場から脱出できるならそれも…いいかな…これで」
0551助けて!名無しさん!2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:sGgVhUmY
シグルーンはアイクとサナキが結婚しても新婚風景撮影のために家まで来てカメラ回してそう
0552助けて!名無しさん!2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:OK3rCwLu
ガルパンのノンナみたいなシグルーンが浮かんだ
サナキ日記とかつけてそう
0553助けて!名無しさん!2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:3JRcEnhw
>>552
>サナキ日記とかつけてそう
シグルーン「日記名といえd『様』をつけなさい、そこのデコ助野郎!」
0554助けて!名無しさん!2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:wsQNj8vS
何処の鉄雄だよw<デコ助野郎
0555助けて!名無しさん!2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:DlUg4LrC
>>549
サナキ「しかし…アイクにオイルを塗ってもらうというのも…ドキドキするのう」
シグルーン「『オイルで濡れたアイクの手が私の背中を撫でる。思わず声を上げそうになるが、必死に我慢した。
       そんな私の心境などおかまいなしに、アイクは私の太腿に手を…』というような感じですか」
サナキ「か、勝手な妄想で他人の心をナレーションしようとするでない!」
0556助けて!名無しさん!2013/08/26(月) NY:AN:NY.ANID:LI4LjYYe
ルフレ♂「オイルで思い出したけど、サーリャにならオイル塗ったことある(絆の夏で)」
クロム「う、裏切ったなルフレ!!」
リーフ「これは僕もうらやましいなぁ…なんでルフレ♂さんは許されて僕らはダメなんだ!断固抗議する!」
クロム「さりげなくお前と俺を一纏めにするな!」


カタリナ「わ、私も、クリスにしてもらいたいです…」
クライネ「なんでそれをあたしに言うのよ」
0557助けて!名無しさん!2013/08/26(月) NY:AN:NY.ANID:B0l1zwIL
サラ「オイル塗って欲しいなら海までワープで送ってあげようか?」
サーリャ「…あとクリスの方にオイルを塗りたくなる呪いでもかける?」
カタリナ「え、えっと…その…」
クライネ(してもらう方向に揺らいでいる…)
0558助けて!名無しさん!2013/08/27(火) NY:AN:NY.ANID:r1k+QeKL
ヴァイダ「相変わらずロリコンの多いスレだね!ひょっぴいちまうよ!」
0559助けて!名無しさん!2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:om00DS8g
ヒース(隊長……お茶目さんだ……)キュン
0560助けて!名無しさん!2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:kVeacZkB
本当にロリコン多いなwww
ふぅ…
0561助けて!名無しさん!2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:OcP7GZc0
>>365より
ヘクトル「まさか夏休みの宿題がちゃんと終わるとはな
やれば出来るもんだ」
エフラム「原動力は食い意地だがな」
ヘクトル「テメーだって原動力ロリ魂だろうが」
エフラム「いや……俺は……」
ヘクトル「何だよ。シス魂の方だったか?」
エフラム「あの宣告を受けた翌朝に、何故か宿題が完成していた」



???「十二魔将の皆さんが一晩でやってくれました」
0562助けて!名無しさん!2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:MQ0o0Uow
アインス「あのお方から『兄様の宿題を一晩で片付けておくように』との指令があったからな…」
ズィーベン「我々は竜王家で働いて長いが、元々は教団の所属だからな」
フィーア「竜王家の下のお嬢様方もお困りでしたので、その任務自体に不満は無かったのですが…」
ドライ「久々に教団から連絡があったと思ったらサラ様の直接の指令だからな、正直心臓止まるかと思ったぞ」
アハト「ああ…私も我々の誰かがあの方の機嫌を損ねたのかと本気で心配したぞ」
ゼクス「まあ、我々の中であの方の機嫌を損ねるような真似をする間抜けはいるまい」
ツヴェルフ「そうそう、サラ様が見た目は可愛らしくても中身は電波で暗黒で神出鬼没で機嫌が悪いとどんなお仕置きをするか分からない
        暗黒幼女なことを知っていてわざわざ逆鱗に触れるようなことをする奴はいないって」
ノイン「あ、メール…うぇっ!?サラ様から…なんだけど」
エルフ「ま、まさか…それで…内容は?」
ノイン「ええと…『十二魔将のみんな、この前の兄様の宿題の件、良い働きだったわ。期待通りの仕事をしてくれてありがとう』」
ツヴァイ「な、何だ…労いのメールじゃないか…」
ノイン「『それと、ツヴェルフは明日の午前10時に暗黒教団の本部に出頭するように』…だって」
一同「………」
ツェーン「あの方は霊感というか…そういう怪しい能力があるからな…筒抜けか」
フュンフ「…まあ、バルキリー代は確保しておいてやるから頑張れ、骨は拾ってやる。…拾う骨が残っていたらだが」
ツヴェルフ「………マジですか」
0563助けて!名無しさん!2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:ygoY7XwL
死んでも生き返られる世界で良かったじゃないか
0564助けて!名無しさん!2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:Odnfa4H2
あれ?魔将の人たちってもう死んでるんjy
0565助けて!名無しさん!2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:SH+RXDQf
リーフ「え、兄さん達もう終わったの?」
エフラム「あ、ああ」
ヘクトル「なんとかな」
リーフ「へーすごいなー僕一つも手につけてないよ」
二人「…え?」

リーフは最後の1日に全部終わらせれるかも
0566助けて!名無しさん!2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:cNAUxYSN
サラ「ローローハウスにレスキューの杖に……準備OK」
ティニー「砂漠の斧兄弟さん達に協力も頼みました」
ミランダ「夏休み最終日を筋肉に囲まれて過ごすって……」
ナンナ「祈りましょう。冥福を」
0567助けて!名無しさん!2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:Rw1XD/VI
オスティア家プライベートビーチ

リリーナ「KINNIKUに囲まれて過ごす…それが優雅な貴族令嬢の夏のリッチでセレブな過ごし方…」
ゴンザレス「う…うが……」
デジェル「だからってゴンザレスを寝椅子代わりにする?普通?」
リリーナ「なによう。せっかくオスティアビーチに招待してあげたのに」
エリンシア「リーフちゃんも素敵に熱くてKINNIKUの汗の香りただよう最高の夏をすごしてるようですし私たちも仲良くエンジョイいたしましょう!」
リリーナ「そーそー。ビーチをいろどるアーマーや山賊はばっちり用意しました。上下左右斜め8枠ぐるっと囲んでもらってハァハァしましょ」

筋肉に囲まれて過ごすのがご褒美になる人々
0568助けて!名無しさん!2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:owwbIEyN
>>567
暑い夏が更に暑苦しくなるwww

アイク「オスティア家のプライベートビーチで割のいいバイトがあるらしい」
ヘクトル「つーわけでちょっくら稼いで旨いもんでも買ってくるぜ」
アイク「肉をたくさん買ってきてエリンシアに肉料理をたくさん作ってもらおう」
ヘクトル「今夜は肉祭りだな!兄貴」
0569助けて!名無しさん!2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:de4hVKKM
ビーチについて苦笑いを浮かべる二人が目に浮かぶwww
0570助けて!名無しさん!2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:tZVanpx1
アイク「海と言えば、この時期だと…そろそろアレをやるか」
ロイ「アレって?」
アイク「イレースと海に出たクラゲを獲りに行くんだ」
イレース「クラゲは…サラダに使ったり、酢の物にするとおいしいです…」
ロイ「でも、クラゲにも食べられるやつとそうでないのがあるんじゃ…」
アイク「その辺りはちゃんと把握してるから大丈夫だ」
イレース「調理法も知ってますから…」
ロイ(て、手慣れている…どれだけ獲ってるんだ…)
0571助けて!名無しさん!2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:9yJD2lu+
エフラム「もう夏休みも終わりか……」
サラ「そうね……色々あったけど、兄様と過ごしたあの熱い夜のことは忘れられないわ……」
エフラム「しれっと身に覚えのないことを言うのは止めろよ」
サラ「じゃあ今夜にでも現実に……」
エフラム「お前な……」
サラ「まあそれはさておき、兄様は今年の宿題は楽だったでしょ?」
エフラム「……まあ、それについてはありがたいとは思ったけどな。いくら身内とは言えあんまり>>561-562みたいな無茶言って
      困らせるようなことをはするなよ」
サラ「大丈夫、彼らにとってはそこまで難しい仕事じゃないから。それに、最近の私は寛大だから」



ツヴェルフ「…………」
アインス「お前……無事だったのか」
ツヴェルフ「ああ……一か月の間、エフラム少年とサラ様が一緒にいるときに警察の邪魔が入らないよう工作するのを条件に
       お仕置きされるのは免れた」
ツヴァイ「そ、そうか……」
ツヴェルフ「じゃあこれから兄弟家周辺の警察の巡回パターンとか調べなきゃならないから……」
ゼクス(後で差し入れにSドリンクでも用意してやるか……)
0572助けて!名無しさん!2013/09/01(日) 11:41:03.54ID:q2aLqGO5
ロリとかねーわ
0573助けて!名無しさん!2013/09/01(日) 17:47:11.59ID:uF6ecP75
リーフ「そうだよロリよりおねいさんだよ、ねえクロム兄さん!」
クロム「俺は姉さんたちと大事に想っているだけで別に年上好きじゃないんだが」
ルフレ♀「そうですよね、クロムさんはエロかったら何でもいいんですよね」
クロム「うおっ、な、何でそんなにやさぐれてるんだルフレ!」
ルフレ♀「クロムさんの節操なし……」
クロム「誤解だルフレ、俺はだな」
リーフ(節操なしはどっちかと言うとあなたのお兄さんですよルフレ♀さん……)
0574助けて!名無しさん!2013/09/01(日) 23:40:12.34ID:AReCFZIu
>>571
別に一ヶ月だけとか言わないで普段から警察が寄らないようにしとけばいいんでないのかw
0575助けて!名無しさん!2013/09/01(日) 23:58:17.05ID:s76PmrpX
サラ「確かに根回しをすれば警察の邪魔が入らないけど、兄様には国家権力にも負けないような強い男になって欲しい、ということで」
エフラム「そもそもお前が一緒にいるときに誤解されるような言動をするからなんだが…」
0576助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 02:25:03.98ID:f3w7UyX9
国家権力に負けないくらい強い男なら兄弟家にちょうど一名いるからそれを参考にすれば…
0577助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 14:40:48.70ID:AoaGi5+S
いや、まずアイクは参考にならないよ(次元が違いすぎる意味で)
0578助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 14:43:55.49ID:hXaAL8we
そもそもアイクに喧嘩売る国家がいない。というか本人は自分に非があればおとなしくなるから喧嘩もならない。


クロムの方がいい参考になりそうだ
0579助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 15:53:34.05ID:juAiEh/U
ヘクトルもせいぜい変わり者か劣等生、マルスやリーフも裏側からのタイプだから、正面から大政に噛みつくアウトローってそんな居ないんだよな
0580助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 16:32:13.73ID:LprmfWtv
>>579
>正面から大政に噛みつくアウトロー

やはりそれはエフラム本人しかいないかもね
たった4人で城攻め強行しといて「俺は勝てない戦はしない」と
堂々と言ってのけ、プレイヤーを唖然とさせたこの男しかw
0581助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 18:12:11.54ID:AoaGi5+S
確かにエフラムは指揮能力や信頼などで優れてるが
あの面はオルソンいたから楽だったな

あとそれを言うならシグルドの他いないでしょ
0582助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 19:10:58.47ID:+Al0xVYd
シグルドは自分に正義があると思えば後先考えず、相手が何であろうと突っ込んでいくからなw
0583助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 20:00:55.59ID:fdsoPtGd
バーハラへの勝算も戦略も何も無い進撃はFE主人公の中でも稀に見る愚行だからな
ああいう最後を迎えたのもある意味で必然だったと思う
次点は葉っぱが粋がってアウグスト達の進言無視してドリアス犠牲にした時か
0584助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 21:51:47.56ID:o806WDBp
あの進撃はシグルド最大の美点であり欠点でもある、人の良さと裏表の無さを遺憾なく発揮したもの
0585助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 22:35:12.04ID:fdsoPtGd
多くの将兵道連れにして無駄死に同然に自滅したのを美点はないわさすがに

個人としてのシグルドは好きだが絶対仕えたくない
0586助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 23:31:31.59ID:o806WDBp
そうか?
ただ悪い面がこれでもかって出ただけで、そこがシグルドの魅力には変わりないと思うけどな
0587助けて!名無しさん!2013/09/02(月) 23:46:25.00ID:eYuwnWU9
アイク「まあなんと言うか……
狭量で腹黒い兄さんは、余り想像したく無いな」
ロイ「損をするのは確かなんだけどね」
0588助けて!名無しさん!2013/09/03(火) 02:16:10.01ID:d/bt1f9D
サラ「さて……今回、幼女軍団の皆に集まってもらったのは他でもないわ」
ンン「何か変な集まりに勝手に入れられてる上にその珍妙な名前は何なのですか……」
マーク♀「何か前にも似たメンバーで集まった気がしますけどねー」
サラ「兄様が今より強くなるために何が必要か意見を聞きたいと思ったの」
ンン「……集まりの名前に反して言ってることは案外まともなような」
サラ「と言うわけだから、何かアイデア出しなさい。私含め幼女は成長率高いんだから考えの一つくらい出るでしょ」
ンン「メタ自重です! そして前言撤回です!」
ミルラ「と言われても……どうしたらいいのか分からないです……」
サラ「まあ確かに漠然としすぎてたかもね。前にアメリアに聞いたら、新しい訓練を考えてあげたらいいんじゃないかっていう
   ようなことを言ってたから、それを皆で考えましょう」
ンン(だったら最初からそう言えばいいような……)
マーク♀「はいはいはい!」
サラ「じゃあマーク、あとはいは一回でいいから」
マーク♀「前にンンさんとやった訓練で、真剣白刃取りっていうのがあるんですけど……」
ンン「あれはもう思い出したくないのです……」
サラ「それって、剣を素手で受け止めるってやつ? 確かに出来たら凄いけど、兄様は槍使いだからもともと剣には強いし……」
マーク「あ、そうでした。よかったー、ンンさんのときみたいに無駄な努力をすることにならないですみました」
ンン「これ以上過去を抉るのは止めて欲しいのです……」
ミルラ「でも、私たちって武術の訓練とか詳しくないですし……」
ンン「そうなのです。そういうのは専門の知識がある人に任せたほうがいいのです」
サラ「意見を聞くくらいいいじゃないの、お茶とお菓子も出してあげてるんだし」
ンン「そ、それとこれとは関係ないと思うのれふ」
ノノ「食べながらしゃべるとお行儀が悪いよー」
サラ「……と言うかあなたが一番食べてるじゃないの」
ンン「ひあいあとこむあにほあひああえられなひゃっかろれひがあらいのれふ」
ミルラ「……何て言ってるのか全然分からないのです」
ノノ「えっと……『未来だとこんなにお菓子が食べられなかったから仕方ないのです』だって」
ミルラ「分かるんですか……」
ノノ「でももう止めた方がいいよ、ハムスターみたいになっちゃってるし……」
マーク♀「あの膨らんだ頬は突いたら割れますかね……」
サラ「あなただと本当にやりかねないから止めなさい」
ファ「ねーねー」
サラ「なに? あなた達は無理に考えなくても……」
チキ「訓練なら知ってるよ! とにかく闘えばいいんだよね?」
ファ「ってユリウスお兄ちゃんのお部屋にあったマンガに書いてあったよ!」
サラ「マンガなの……」
チキ「それで……闘って、闘って、闘い抜いて……なんだっけ?」
ンン「……その、聞かれても分からないです」
マーク♀「ふむ……ある意味真理かもしれませんね……じゃあ、イドゥンお姉さんにお願いして戦闘竜との無限サバイバルマッチを……」
サラ「無限じゃ兄様が倒れるしかないから却下。それにしてもいいアイデアが出る気配が全くないわね……これだとただ集まって
   お菓子食べてるだけじゃないの」
ンン「……それが一番平和でいいと思うのです」
0589助けて!名無しさん!2013/09/03(火) 04:59:28.05ID:cmAwPRiQ
エフラムはむしろ真剣白刃取りできるんじゃないのか

マーク♀「そこです!」
エフラム「見切った!」
マーク♀「やりますね…ンンさんが苦労した魔道書チョップを初見で受け止めるなんて…では、これなら!」
エフラム「甘い!」
マーク♀「さ、流石ですね…姉が悶絶した魔道書スローが通用しないなんて…」
ンン「なんでいちいち私を引き合いに出すのですか!?」
マーク♀「ですが、これならばどうでしょう…サラさん、お願いします!」
サラ「兄様の試練、私も協力させてもらうわ」
マーク♀「サラさんのワープとレスキューの協力を得て全周囲から襲い来る私の魔道書をどこまで避けられますかね…」
エフラム「面白いな…かかってこい!」
ンン「いや、普通に魔道を使えば…はあ…もう本人たちが楽しければそれでいいのです」
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