エフラム「うーむ…」
サラ「何悩んでるの?私に着せるナース服の色で悩んでるとか?」
エフラム「いや、違う」
サラ「私のおすすめはピンクか紫なんだけど」
エフラム「いや、聞いてないからな。…俺が小児科医になるべきかどうか考えていたんだ」
サラ「それなら私が杖振ってあげるから大丈夫だって言ったじゃないの」
エフラム「いやまあ…怪我はそれでいいかもしれないけどな。病気はどうするんだ?」
サラ「そこはまあ、レストで」
エフラム「それでなんとかなるのか…」
サラ「自分で言うとあれだけど、そういうのに向いてる気がしてきたわ。ほら、私だとキアも使えるから急な石化があっても一安心ってね」
エフラム「ああ…確かにそれは病院のセールスポイントになるな。…石化が日常茶飯事な町というのも考えものだが」
サラ「死んでも杖とか井戸の水で復活する町なんだから今更そういうの気にしなくてもいいんじゃない?」
エフラム「…改めてこの町の懐の深さを再認識したよ」