>>453
あの会話に限れば、(ティルテュが)戻りたくないってより(レックスが)戻らせたくないって考えてるように感じた。

レックスは、強欲な家族に囲まれて心底貴族という制度が嫌いで、出来れば貴族を辞めたいと思ってる風がある。

逆にティルテュは、そこまで家を嫌ってない感じだ。
ブルームはティルテュには良く接してくれたらしいし(ティニー談)、レプトールvsティルテュの会話では、ティルテュは父親を割と慕っていた風にも見えた。


レックスとティルテュ、あとアゼル。この3者の家族感覚の違いは面白いね。

レックスは一番早く、或いは最初から肉親と対決する覚悟をもってた。

アゼルは、戸惑いながらも自らの正義を信じ、肉親と対決する道を選んだ。

ティルテュは最期まで迷い続け、肉親と対決する覚悟を持てなかった。しかし、それは単なる弱さではなく、女性らしい「優しさ」でもあり、また彼女の美点であると思う(アゼル談)