シタン「一度話を整理しましょう。まずはお互いの自己紹介を」

シフ「あたしはシフ。バルハル族だよ」
アルベルト「私はイスマス城主ルドルフの息子アルベルト」
アイシャ「私、タラール族のアイシャ!」
ジャミル「俺はジャミル。よろしくな!」
マール「よろしくね!私、マール。こちらはクロノ」
クロノ「・…」
ルッカ「私はルッカ。ま、美少女天才発明家ってとこね。
 私達、クロノのお母さんが行方不明になったから探している最中なの」
クロノ「…」

エリィ「それなんでこんな場所に?」
ルッカ「えーと…これから言う事は信じてもらえないかもしれないけれど、
 私達はタイムマシンを使って旅をしているの」
マーニャ「たいむましん?なーに、それ?」
シタン「説明しましょう。タイムマシンとは…」
フェイ「ストップ!シタン先生が解説を始めると仕組みや理屈を詳しく語るから長くなるぜ」
エリィ「えーと、簡単に言えば過去や未来に移動する機械よ」

ビアンカ「時の砂に似てるわね」
5主(妖精の城のあの絵とも似ている・・・)
ポポイ「そんなアイテムを作るなんて姉ちゃん達スゲーな!
 どんな魔法を使ったんだよ!」
ルッカ「そのつもりはなかったんだけどね…まあ偶然と私の才能が重なった奇跡…いえ、必然の結果だったのよ」
メルティーナ「偶然と必然が矛盾してるわよ」

マール「まあ、魔法は使えるんだけどね。私は水属性でクロノが天。ルッカは炎魔法が使えるの」
ポポイ「へん、俺の方がスゲーもんね!8つの属性使えるし」
プリム「話しが逸れるからアンタは黙ってなさいよ」
ポポイ「ちぇっ!」

ルッカ「続けていいかしら…?
 クロノのお母さんは元々居た時代から別の時代に消えてしまったの。
 私達はそれを追いかけている最中なのよ」
マール「嘘じゃないんだよ!いろんな時代にいろんな友達がいるんだから!」
ラティ「信じられない話じゃないよ。時間移動なら俺たちだってしたからな」
ロニキス「ああ…」
ティーダ「俺もッス!」
5主「君たちもか?僕も似たような経験がある」

シタン「ふむ、非常に興味深いですねえ」
フェイ「俺、なんだか君にあったことあるような気がするんだけど」
ルッカ「奇遇ね、私もさっきからそんな感じがしてたのよね」
エリィ「…フェイ?」
ジェニー「お姉さんの目が怖いよぉ…」
アルベルト「まるで下等生物を見下すような顔をしている…」