・田原誠司(8点):
冒頭のステージから、味方の犠牲者を出さずにクリアーするには結構頭を使う。
全員無事のままエンディングを迎えたくなるストーリーなのに、敵はかなり賢い。
5ターン毎にセーブが出来るが、武器防具が消耗することも含めて、かなり手ごわい
シミュレーションRPGと言える。
・時計じかけ豊田(7点):
硬派、重厚、骨太。凶悪な難度は人を選ぶが、攻略法が必ず見つかるバランスは驚異。
気になったのは高度な戦術性を求められるにも関わらず、武器の強度がアナログ表示のため、
ランダム要素が混在していること。突出した強さが得られず、爽快感を欠く点も
好みが分かれるかと。
・吉池マリア(7点):
資金面がかなりシビアで、敵の思考力も高い。武器は壊れるし、馬もいなくなるので、
難度は高く、かなり人を選ぶ。その文、1ターンごとの緊張感、達成感が強く、遊び要素も
多いので、飽きがこない。戦闘シーンでは、キャラクターがよく動くものの、
迫力に欠ける感は否めない。
・カミカゼ長田(8点):
同時ターン制、”へクス”以外にもさまざまな要素が追加・変更され、プレイ感覚は大幅に
変わった。とくに戦闘関係のシステムが数多く盛り込まれ、やり応えは十分。その分、
難度が高くストイックなのも事実で、かなりの上級者向け。グラフィック関係は
もう少しがんばってほしい。