>>146
見掛けないんやなくて見ないように耳をふさいでるだけやで
尼レビューでもボロクソに叩かれとるで

残念を通り越して怒りさえ覚えるRPG
2021年10月1日に日本でレビュー済み
【シナリオ・演出　★1】
王道は分かりやすく、多様性に富んでいて、没入しやすくて良いものだと思いますので、そこに不満はありません。
ただ、分かりやすい題材だからこそ丁寧に作り上げないとチープな物になると思いますが、本作は凄く適当です。
出てくる敵は全部使い捨てで、意味も無いただのやられ役。代わり映えのない演出で5体の大ボスを倒すだけでほぼ9割クリアです。
つまりプレイヤーは同じ様な事の繰り返しを、何十時間強いられると言う事です。
重要シーンやキャラの見せ場が、前置きがなく唐突にやってきます。
普通は段階を踏み、積み重ねた展開があって、はじめて物語に説得力が生まれ感動が生まれると思いますが、それがありません。
これは素人目でもかなり可笑しいと思う点ですが、ディレクターさんが不在だったのでしょうか？？

【キャラクター　★1】
普通はキャラクターに対して好き嫌いとか生まれるのですが、そんなレベルではなく、単純に興味を持てませんでした。というより持てないような作りになっています。
言わせたいと思われるセリフをかなり強引に組み込まれており、シナリオライターさんの自己満足にキャラクターが無理やり操られているように見え、リアリティを感じられず、作り物感が際立っています。
そのせいか感情の起伏が可笑しく、言行不一致でヒステリックに見えます。
その為、感情移入できず、画面の向こう側にいるキャラが勝手に盛り上がっているだけのB級映画を観ている様でした。
しかも役割を終えたキャラクターは、そのまま当たり障りのない役回りに回されるのでそれ以降のシーンでの活躍も印象も皆無です。メインキャラクターも然りです。
なんというかキャラクターすらもシナリオライターさんに潰された被害者の様に思えます。デザイナーさんが可哀そうとすら思えました。