> 以上の理由から、もはやMYTHOSで成功する未来が見えず、私生活にも限界が来ており、
> なすびあんは活動を続ける事が不可能と青井えうは判断しました。
> 関係者の皆様、作品を心待ちにして応援してくれた皆様に合わせる顔などないのですが、
> うやむやのままにしておくのは余計に皆様にご迷惑をおかけするでしょうから、
> ここにご報告させて頂きます。
> 本当に申し訳ありません。

→これも、よくある話で、決して珍しいことでも恥ずかしいことでもない。
 結果はヒットならずだが、目標を立てて賭けに出て、勝負には出た。
 それで充分じゃないか? 後ろ暗い気持ちがあると、就職の面接に
 悪影響が出かねないので、気を付けた方がいい。もっと堂々としよう。


> 俺の青春の中心はずっとノベルゲームだった。漫画やラノベも好きだったけど、
> 金がないからフリーのノベルゲームばっかりやっていた。何度も感動して泣いたのを覚えてる。
> ひとかた、去人たち、送電塔のミメイ、ハーバーランドでつかまえて、あの夏祭りで誰が死ぬ?、
> 他にもいっぱいやったけどタイトルを覚えてない。でも本当に色んなゲームに触れて、
> フリーなのにあんなに素晴らしい物語に出会える事に感動した。俺の学生時代って別に
> 青春の思い出なんて何にもないんだけど、いろんな物語に出会えたから普通の人より
> たくさん思い出がある。(それこそ何個分もの人生が)
> 俺はゲーム制作は好きじゃなくてとにかく苦しい作業だったけど、昔の俺が感動したみたいに
> 誰かを感動させられる物語を作れたらと思ってたんだ。

→これは素晴らしい! ただ「自分が有名になりたい」とか、「自分が
 チヤホヤされたい」という理由ではなく、ちゃんと「誰かを感動させ
 られる物語を作れたら」という、他人目線での目標があること自体、
 この人のオリジナリティであり、情熱だ。こういうことに後ろめたさを
 感じるより、面接で語った方がいいだろう。8年間の空白期間への
 面接官の疑問も、良い意味で氷解するものと思う。