エージェントは他のエージェントと会話を行ったときに、お互いの文化タグのハミング距離を計算することで、
自分と相手の相性を計算する。
【ハミング距離】
お互いの文化タグT(1) T(2)を NOT(T(1)xorT(2))演算して得られた結果の1になっているbitの合計数
この演算は簡単に言うと、お互いの文化タグの各bitが同じ数をカウントしている
そのため、上記の例のような16bitの文化タグにおいては、0〜16の値を取り、多いほど
同じような文化タグを持っている=同じ考え方を持っている ことになる。

ここで、会話をするたびに 好奇心/4の確率で、自身のランダムな文化タグのbitが相手と同じ値になるというルールを加えると、
文化の伝搬、即ちステマ、口コミが再現できる

ゲームの他のルールにとって有利な文化(bitの値)の伝搬はエージェントの中に残り続け
不利な文化の伝搬は、そのような伝搬を受け取ったエージェントにペナルティが与えられやすくなるため(不利になるからだ)
エージェント集団から取り除かれる傾向にある

ただし、一般に、好奇心の4bitに関しては、高くなればなるほどそれらの文化が伝播しやすくなるという
正のフィードバックがあるため、各bitとも1の値を保持し続けやすいことは明らかである
これがステマの正体だ ゲームに使えるかどうかは知らん