パブリッシャーが試作品(付きの企画)を募っては審査しては細かく手広く出資しては審査しては
この繰り返しで絞り込んで商品化、みたいなプロセスが主流の場合、吹けば飛ぶような新興の
デベロッパーが雲霞のごとく発生しては消滅を繰り返してるから人材の流動性が大きいんだよな

内製のエンジンだのライブラリだのツールだのノウハウだのの蓄積と継承が望めない短命豆粒ソフトハウス
だらけの(例えばアメリカのような)状況下で見栄えのするプレゼン用プロトタイプを短期間にサクサクと
作り捨てないといけない需要が旺盛となれば、それに応えてゲームエンジン市場が日本に先行して
育つのは必然かなぁ、とも思う

日本は零細でも比較的長命だし余程の底辺でもなければ内製のライブラリだのツールだのノウハウだのは
蓄積・継承されやすいから、サウンド系のミドルウェアとか一部を除けば買うまでも無いよ内製でどうにか
しちゃうよってパターンが成り立ちやすいよ。発注側からこれ使えって供与されれば使うし

シリコンスタジオのアルケミーとか