得体が知れなくても危害が無いことが判りきってると
恐怖心より好奇心の方が強くなるからなぁ

生理的に嫌いなものを連想させるか
瞬間的に処理できない感覚情報には人間は驚きと恐怖心が起こる
大きい音を立てたりするのは低級だの下等だの言う奴も居るようだけど
これは一番有効で基本的な恐怖を感覚情報の混乱を来すテクニック
・いきなり大きな音がする
・突然予期せぬものが視界に入る
・突然真っ暗になる、また閃光で視界が利かなくなる
・不意に後ろから捕まれたり、押されたりする
・足場が崩れたり傾いたりして安定を失う
ゲームはプレイヤーは基本的に安全なので死に直面する恐怖はない
そして平衡感覚や接触感覚の恐怖は基本的には与えることが出来ない
万人に反射的に利くものは視覚と聴覚のからくる情報過多の混乱
視覚に関してはブラックアウトもホワイトアウトも所詮画面のなかの話
真っ暗な部屋でプレイしてもらえればかなり有効だけど必ずしもそうはいかない
環境的に取り込めないのでなかなか難しい

音や視覚で驚かせることを抜きに恐怖心を植え付けるなら
多角的情報を扱うゲームより怪談を本で読む方が優れてるだろうな

人間だれしも一番怖いには自分にそれが実際に振るかかってくること
だからこれから語られることが実際にあった事件を元にしているとか
この話を聞いた人の何人かが失踪して居なくなっているので
冷汗が強く取り付かれやすい人はここで止めるよう警告を入れるという
ハッタリは信じるものに対してはかなり有効に働く
まぁこれも大きな音や足場の不安定ほど万人に共通して利くわけじゃないけどな