やってて感じたこと。

シュール世界はとことんシュールだけど、
写実性を持つとシュールさが切り離されてるところが多いような気がする。逆も然り。
オブラートに包まず、ストレートに恐怖・死のイメージが出てるのもある。
最近はあまり見なくなったから言い切れないけど、
ダークな雰囲気を出しながらオブラートに包んだ表現って難しいよね。

それと、異様に広い。
下水ダム・水滴(今、ここを挙げるのはアレか。)・病院・男の子のある世界・黄色荒地&建造物。
歩かせるべきゲームなのは分かるけど、ちょっと度が過ぎるかなと思った。

ききやまさんってそういう意味ですごいよね。
ペース配分が上手いというか、バランスというか・・・。


本家を引き合いに出した挙句失礼なことまで言っておいて難だけど、長所は沢山ある。

病院・昭和路地&バー・高速道路・黄色建造物・空中公園・釈迦・シアターetc・・・。
見所が多く、各所の演出には非常に凝ってるものがある。 ここは本家を超えていると思う。
場所のチョイスも、高速道路や病院など実際に夢に見そうな場所があって非常に良い。
個人的にはバーのどんどんおかしくなっていったり、最後に出てくる幻(亡霊?)の演出が好き。

それと、よくMIDIとWAVでこの音演出ができるなと技術にも心底驚く。
ミニゲームも面白くて、特に3色シューティングは熱中してしまった。

最後に、うろつきが病んでいる気がしないのは多分部屋が明るいから。

長文&失礼な文で申し訳ありません。