>>826

続き

> 2.>>2のLogician Lordとかを見る限り、実行待ちキューに小さな処理を放り込んで
   順次ディスパッチしていく、タスクディスパッチャーだと思うんだけど、この認識でいい?

それでええよ。その昔、OSが提供されないハードにかぶせる小さな小さなモニタープログラムの一種だ。
こういうものを雛形(ハッタリかましたい奴はフレームワークと言う)にした古風な竹槍突撃戦法が昔は盛んだった

LogicianLordのような仕組みにアドホックな拡張を加えて、例えば実行コンテキストの保存/復帰やTSSや
メッセージパッシングする仕組みを加えたら、それはもはやマルチタスクOSのカーネルそのものなのであり
つまり振り出しに戻るってこと。パクリ元から一旦削り取ったものをもう一度組み込んでるともいえる。
そういうものを例えば現代版タスクシステムだとか言う奴がいたら無視してよろし。それはアンカリングとか
確証バイアスの一種だ

タスクシステムとは実装レベルより上位の普遍性を帯びた概念だとか拡大解釈したがる輩についても同様だ。
ターゲットハードウェアが変わる度に実装レベルの常識はゲシュタルト崩壊してしまうから、タスクシステムに
普遍性を見出そうとして、より上位の、例えばアーキテクチャ・パターンのようなものとして再定義したくなる
若手のレトロファンの気持ちとしては分かるけどね。「タスクシステム」は過去の貧しい開発環境でしか通用
しない実装レベルのイディオムでしかない