>>978
>タスクシステムではタスクがどうのこうのという割に、
>実際にはタスク=オブジェクト みたいな図式ができあがってて、
>それ、劣化オブジェクト指向だよねって突っ込まれる事例が増えていると。

このスレには色んな村の人々が入り乱れていてそれぞれの村独特の言葉を駆使するから
議論が途中でヘロヘロになるんだろう

例えばタスクという言葉、ようなハードウェアにかなり近い位置で動く、つまりOSやモニタといった
プログラムにおいては古くから使われてる、わりと由緒正しい、計算機用語だ
50〜60年代のメインフレーム用マルチタスクOSの誕生時よりタスクとはジョブステップであり
ユーザー定義のジョブを逐次処理・並行処理するために(システムが内部で)それを分割し
CPUに割り当てる(ディスパッチする)ときの単位だ。タスクは基本的に

  @計算機の内部状態(コンテキスト。これはレジスタセット等)の全て、ないし必要な部分
  Aジョブ(プログラムとデータの参照)

で構成される。@は例えばマルチタスクOSのプロセスのようにレジスタセットの大半を保存し
アドレス空間まで切り替えてしまう大掛かりなものから、超簡素な組み込みシステムの軽量な
スレッドのようにPCとSP(と一部の汎用レジスタ)のみを保存して切り替えるものまで多様