>>594
いいえ。そういう話し合いを望んでいる人間で、現状で生存確認が取れてるのは数人だけ。
筆頭は確定君。「確定」で検索しなさい。

村人達がとっくの昔に遺棄し朽ち果て忘れ去られたはずの山道、というか舗装もされてない獣道。
ある日ハーメルンの笛吹き男が現れこの獣道の入り口だけをお色直しして純真向くな都会の若者達を
招き入れるようになりました。

 「さぁおいで。夢の国へ続く道だよ。通行料代わりに私の本を買ってきなさいピーヒャララ♪」

その獣道は先に進めば進むほど細く険しくなる茨の道。落石や崩落で寸断され死人も出た危険な道。
今では村には国道や高速道路や鉄道が整備されトンネルで一直線に隣村や町に行けるようになり
その危険な獣道を使う村人はもういません。沢山の若者達が嬉しそうに入っていく様子を村人達は
とても不思議そうに眺めていました。「都会の若者が考えるこたわがんねなぁ」
ある村人は興味本位でその疑問を入山する若者に問いかけました。すると若者は快活に答えました

 「え、知らないんですか。可搬性と拡張性に優れた素晴らしい世界へ続く道ですよ。これ確定です」

村人は意味がよくわかりませんでしたが、戻ってきたら旅の感想を聞かせてくれると若者が約束
してくれたので楽しみに待つことにしました。しかし待てど待てどその純真無垢な若者が帰ってくる
ことはありませんでした