開発遅延中のAチーム(古参と愉快な仲間達)の応援要員としてマスターアップ直後の我々Bチームに
声がかかった。ババを引いたBチームのプログラマ2名(メインとサブ(私))はションボリしながら
Aチームのサブプログラマから具体的な状況説明を受けている。開発の終盤になって再現性に乏しい
メモリ破壊系のバグに悩まされてるのだという

Aチームの仲良し古参二人組(ディレクターとメインプログラマ)は現在、開発の遅延に業を煮やした
営業部長に呼び出されて会議室でコッテリ絞られている

Bメイン : 「全オブジェクトのヘッダにTCBとかいう管理領域があるな。前後ノードのアドレスに
       プライオリティに関数ポインタ、と…。呼び出される関数はreturnする前に管理領域の
       関数ポインタを書き換えてるな。この関数群は人力で分割したジョブステップだな…すごい数だ」
私  .: 「ええ…」

そこへAチームの古参2名が戻ってきた

Aメイン : 『使いたいか!テツオ(Bチームのメインプログラマ)!』
Bメイン : 「あ、どうも。使いたいも何も、もはやこれでいくしかないでしょう」
Aメイン : 『俺用に改良したタスクシステムだ、ピーキー過ぎてお前ら(Bチーム)には無理だよ!』
B全員: ('-`)。oO(こんなの使ってるほうが気が知れないよ)
Bメイン : 「ところで、このオブジェクト群を呼び出してるモニタ側のソースも見せてもらえますか。」
Aメイン : 『ははっ!欲しけりゃな。お前もデカイのひとつ分捕りな!』
Bメイン : 「あ、いや、我々は社長の指示でこちらに来てます。休暇返上で急遽編入されました」
Aメイン : 『そんな話は聞いてないぞ!・・・くっ・・・しょうがない、これだよホレ!』
Bメイン : 「あの、僕のforeach一行じゃなくてその、モニタデバッガライブラリはどこですか。
      つまりその、状況を監視・可視化してくれるツール群とかあるのでしょう?」
Aメイン : 『そんなもんねーよ!やっとモーターのコイルが暖まってきたところだぜ。デバッグ続けるぞお前等!』
Aスタッフ: 『オーッ!』『ダーッ!』
B全員: ('A`)。oO(・・・)