垂直信号同期待ちについて、おおざっぱに説明してみようか。
俺も聞きかじりの知識だが。

最近はテレビにしろディスプレイにしろ、液晶が主流で「薄型」になってるが
もしブラウン管(分厚い)のテレビなりディスプレイがあるなら、画面の前で手を振ってみるといい。
残像がぶつ切りに、ストップモーションのように見えるはずだ。

これはどういう事かというと、画面が60分の1秒に一回、点滅してるからそう見えるんだ。
(厳密には60分の1秒に画面半分)
つまり、画面が光ってる時に「手の影が見えて」、画面が消えてる時には「見えない」から
手の動きがぶつ切りに見えるわけだ。

そうやって点滅してるのに、ずっと光ってるように見えるのは残像のせい。

もっとも「眼(瞳孔)」の方は反射で動いてるから、画面が光ってる時には瞳孔が小さくなり
画面が消えてる時は瞳孔が大きくなってたりするはず。
だから画面に近づいたり、暗い部屋で画面を見たりすると極端に眼が疲れる。