Gamefest Japan 2007 より帰還。

・ 全体
 ・ ゲーマーなら分かるレベルのものからプロでないと理解不能なものまで様々。

ここの住人に有益になりそうな情報から先に出してみる。

・ XNA の定義が安定した (っぽい) = すべての MS プラットフォームにおける、ゲームテクノロジを総称したブランド

・ 次期 XNA - 概要 (Keynote, X1, X2...)
 ・ Xbox Live / Games for Windows Live に対応
  ・ 現在はパブリックなプレイヤーマッチ / システムリンクのみ (途中参加対応)
 ・ 次期バージョンはすべての VS 2005 で動作 (デモは Visual Studio 2005 Professional)
 ・ UI についてはほぼ変化なし (GSE および Launcher / デモで違っていたのは Launcher の "Demo Edition" 表記ぐらい)
 ・ 2007年末のリリースから3〜4か月後に「完全な」日本語版が登場予定

・ XNA GS による商用タイトル (X5)
 ・ XNA による最初の XBLA タイトル "Schizoid" は本来の開発期間をオーバーしつつも順調に進んでいる様子。
 ・ 開発環境と開発のペースについて
  ・ 初期はとてもうまく進んだ (デザイナーまでもがデザインに必要なコードを、コーディング規約を破ることなく(?) 書くというすばらしい状態)
  ・ 中期でいったん開発がストール (Xbox 360 実機上で思ったようなパフォーマンスが出ない)
 ・ この理由は PC 上でほぼすべてのチェックを行っていたせい。(Xbox 360 の性能を発揮するためにはマルチスレッドが必須)
  ・ XBLA タイトルを開発するときに PLA (Publisher Licensing Agreement?) を締結するので、Xbox SDK (XDK) が入手可能。
  ・ 専用のチューニングソフトウェア (Xbox 360 用の PIX) を使うことによりパフォーマンスがかなり向上 (デモでは 720p にて 60fps)
 ・ XBLA ゲームを XNA で作りたい場合、「プロトタイプで良いので」 動くモノを提出するのが吉。 (何百枚もの仕様書より価値がある)
 ・ XBLA 化に向けた XNA Game に必要な機能
  ・ Pick up and Play (マニュアルに目を通す必要なくプレイできる)
  ・ Xbox Live 機能サポート
  ・ World Wide 展開
  ・ 新機軸 (新しいゲーム体験を実現などなど。)

とりあえず一旦はここまで。