「魔法」の扱いについても話し合われました。
私なりに、現在の問題点をまとめてみます

――そもそも、魔法とはなんなのか?
これだけでも、様々な取り扱いがあります。

・超能力
例えば、呪文を唱えると炎が出る。等、ファンタジー漫画やゲームに登場する超能力。
多くの場合、「精霊の力を借りる」「精神の力で現実を変容させる」というように
自然に優しいイメージ、科学文明と対立するイメージが付随するようです。一昔前のポストモダン的な考えに似ています。

・現在の技術を遥かに超えた(または異質な)技術
「進みすぎた科学技術は魔法に等しい」といった作家がいましたが、
例えば「古代に存在した、我々より高い文明を持った種族の、失われた技術」「異星からもたらされた超技術」など
”我々から見ると魔法に見える”技術を魔法ととらえる、というアイディアもたくさんあります。

・説明体系
観察と実測による説明体系「科学」とは異なる、事物の捉え方。
例:事象「王様が死んだとたんに、王国には嵐と雷が吹き荒れた」
魔法は「王の死を精霊たちが悲しんでいる。皆で王の冥福を祈れば止むだろう」
科学は「王の死とタイミングが重なって台風が上陸。高所に避難しましょう」
現実には、魔法とはこのようなものだと理解される場合が多いようです。あとは異民族蔑視とか宗教迫害とかそんなの。

下に行くにつれて、現実味をおびた設定になります。
ろぼだまには、どの程度の認識がふさわしいでしょうk?