659の本は読んだが添付CDのC++のソースが読めないと何の役にも立たない。
本文は非常に簡単でどうでも良いような部分を丁寧に解説している。

確かに、タイトルは「ロールプレイングゲームプログラミング」なので、
VC++の解説本でもないし、添付ソースのライブラリによるWindowsプログラミングの解説本
でもないといえばそうなんだが実装の際の些細なことを説明しているわりには添付プログラム
の全体のフレームについてはまったく触れていない。

問題は、ソースからこのゲームシステムがどんなつながりでまっとうに動くのか読める人間にとって
本文の解説は言われんでも解かるような幼稚な内容、(再帰の説明までしてるちゅうーのに
グローバルなポインタ変数だけでオブジェクトは初期化もしないAppricationクラスに言及しないし
さっくりテンプレートまでつかってるがそれも言及すらない(ま、C++しっとけってことだが、それなら
迷路法での探索や再帰など児戯に等しい常識をグチャグチャ語るってのはどうだと疑問だった。

ソースを読まないと元が取れない本の見本のような本