トップページgamedev
1001コメント439KB

☆メンボスレ☆ Part2 美咲とメンボ

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名前は開発中のものです。04/05/16 16:16ID:BNci8GEi
 ゲーム作るにゃ一人じゃ出来ぬ。サイトで募集しても応募が
無いそこの貴方、内気でホムペも持っていないそこの貴方も、
どうせ諦めるならその前にここでメンボしてみないかい?

ルール
・募集担当、人数はちゃんと書きな。現スタッフ数もな。
・冷やかし禁止
 誹謗中傷する人間はスルーして相手にしないように
・個人情報は詮索スンナ。連絡手段はフリーメール等を。
・すべてにおいて常識の範囲内で

前スレ
☆メンボスレ☆(メンバーボシュースレッド)
http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1005323011/
0002名前は開発中のものです。04/05/16 16:18ID:BNci8GEi
自作ゲーム評価スレ
http://pc2.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1010018331/
■自主製作ゲーム:開発状況報告スレVer0.3■
http://pc2.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1071809112/
【総合】プロジェクト発表【作ってます】
http://pc2.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1043382224/
ネトゲ作ろうぜ!開発サイト
http://www2.aqweb.net/netg/
俺らでネトゲ作ろうぜ
http://jbbs.shitaraba.com/game/10598/oreradenetoge.html
0003名前は開発中のものです。04/05/16 17:13ID:tpn3MUum
なんだよ美咲って
0004名前は開発中のものです。04/05/16 17:32ID:b74ZsW5L
>3
変なスクリプト
0005名前は開発中のものです。04/05/16 17:41ID:CMVk2RY+
ホワイトアルバムじゃないのか
0006名前は開発中のものです。04/05/16 19:01ID:sFoI/AxF
岬河名
0007名前は開発中のものです。04/05/16 19:10ID:QQ4dK/Sc
なんでパリスって呼ばねーんだよ!!
0008名前は開発中のものです。04/05/17 00:09ID:QQiItsgA
美咲が亡くなって、2週間が過ぎた。
遺体の火葬も終えて、残された家族は、いわゆる「日常」を取り戻していた。
動かなくなった美咲を見て取り乱していたおふくろも、今はすっかり落ち着いている。

美咲の死は悲しい出来事だったが、今回のそれはかなり救われた部分もあった。
ひとつは、まがりなりにも退院できたこと。病室のベッドの上で死ぬよりもずっといい。
それから、残された家族が受けた衝撃も少なかったと思う。今まで生きていたとは言え、
ずっと入院していた美咲は、「一緒に暮らしていた」わけではなかったので、
喪失感はあまりなかったことも確かだ。

そして最後に見せた笑顔。美咲は幸せなまま死ぬことができたよ・・・。
その時の様子を何度も尋ねるおふくろに対して、俺はいつもそう答えていた。
そう、それは嘘じゃない。あんな笑顔をする美咲を、俺はこれまで見たことがない。
最後に幸せな思いができたんだから、それでいいじゃないか、と。

警察には何度か事情を聞かれた。
美咲を跳ねた車はそれほどスピードを出しておらず、普通ならケガで済む程度だったらしいが、
病み上がりで小学生体型の美咲はその衝撃に耐えられなかったらしい。
もしかすると打ち所が悪かったのかもしれない。そんな話も耳にした。
俺は警察やおふくろに対して、そのときの様子を正直に答えていたが、ひとつだけ隠している
ことがあった。

そう、美咲が死ぬ前に言っていた、遺伝子組換えの能力。
今となってはそれが事実なのか美咲の妄想なのかわからない。喫茶店で見せた能力も、
改めて考えると単なる気のせいとしか思えない。
第一、本当にその能力で不老不死というのなら、なぜあんな交通事故で簡単に死ぬのか。
病気は簡単に治すことができても、不慮の事故には全くの無防備だというのか。

それと、最後に妙に明るかった美咲の性格と、ポップコーン。この2つの話も誰にもしていない。
これらは俺が墓まで持って行く、美咲と2人だけの秘密だ。
0009名前は開発中のものです。04/05/17 00:10ID:QQiItsgA
決して忘れられないその日は、たまたま俺しか家にいなかった。
親父は相変わらず仕事、おふくろは近所のオバチャン連中に連れ出されて都内のデパート巡り、
皐月は部活。残された俺だけが一人、夕方のニュースを垂れ流すTVとにらめっこしていた。

オバチャン連中がおふくろを引っ張りまわしてくれているのは、正直ありがたかった。
彼女達も落ち込んでいるおふくろを励まそうとしているわけだし、この家で俺とおふくろの
2人きりになったら、どうしても美咲のことを考えてしまう。
美咲は幸せだった。あとは残された俺達が、美咲の分も幸せになることだ。

ピンポーン

不意に呼び鈴が鳴る。誰だろう?
家にいるのは俺だけで、無視するわけにもいかない。

ガチャリ

扉を開けるとそこにいたのは。

「ただいま、お兄ちゃん」
「・・・美咲?」
「うん」

信じられない。美咲だ。美咲が帰ってきた。どうして? どうやって?

「お前、幽霊か・・・」
「違うよ、ちゃんと生きてるよ。玄関で話もあれだから、とりあえず中に入れて?」
「おい」
「うわー、オウチだー。2年ぶりー。なつかしー」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています