シナリオ第一稿(441版)

ジェニファーと血の繋りのある男、ハリー(叔父あたりが妥当?)が、再びシザーマンをこの世に出現させる
べく、動き出す。目的はジェニファー殺害による《偉大なる父》の息子達の復活。別次元に存在する彼らと
邪な契約を交わし、人知を超えた力(怪力、超常現象)と、悪意の塊である大バサミを携えたハリー。
更に、シザーマンを崇拝する彼は身も心も彼に近づこうと、手近にあった黒い装束とピエロの仮面を焼き
ゴテで醜く歪ませたものを纏い、ジェニファーに近づく。(以下ピエロシザー)

一方ジェニファーは、2度も凄惨な殺人事件に巻き込まれたことで、マスメディアにから執拗なほどの取材を
受けていた。ノイローゼの危険性を察知したヘレンが彼女を気遣って、とある閑静なリゾート地での休養を
プレゼントする。久々に心を落ち着けるジェニファー、新しく出来た友達ヨーコ、ハリー、その他数人。
しかしある日、ジェニファーの滞在する施設で異変が起きる… 上がる悲鳴、漂う血の匂い。
現れたピエロシザーに、怯え恐怖するジェニファー。しかし次々と殺されていく友人達。しかし重なる
出来事は彼女の心を強くし、再び生存への活路を切り開いていく。