辞めていく人が多いのは納得しますし、引き止めても意味がないでしょう。
追いうちをかけるようで申し訳ないですが、私から1つ言わせてください。
「またPI.の極論か」と思う方もいると思いますが、ひとつご勘弁を。

エミュレータの開発には大量の時間と高いスキルが要求されることは今まで
何度か書いてきました。スキルがあれば時間の削減は可能ですが、それでも
大半の方が予想されている以上にかかるものです。

くろりんさん、GNOさん他、実際にコードを書こうという方へ:

単刀直入に聞きます。サターンエミュレータというソフトウェアは、あなた
がたにとって時間をかけ、犠牲を払うだけの価値があるものですか?

エミュレータを自らの手で作り出したいのか、それともエミュレータで遊び
たいのか、本当にしたいことはどっちですか?

何回、何十回もデバッグや解析で苦しむくらいなら、他のエミュレータで
ゲームしたり、(DVDでもAVIでもいいですが)アニメでも観ていた方が楽し
くないですか? 自由に使える時間をコーディングやデバッグに充てようが、
ゲームで楽しもうが、それは個人の勝手ですが、いざエミュレータ開発と
なると、その大半を開発に注ぎ込む必要があります。そうでなければ完成は
おぼつきません。

もしこの言葉に「ぐらっ」と来るのなら、限られた時間を無駄にしないため
にも、開発に入る前にもう一回再考した方が良いと忠告します。中途半端な
気持ちで、真剣さが足りなければ、まず間違いなく途中で終わってしまいます。

「いやそんなことはない、俺は本気だ」というのであれば、私もエミュレータ
作者の一人として応援します。完成を夢見て、毎日、毎月、毎年頑張りましょう。