> 意図せず、ちょびっとだけ GPL のコードが混入しただけで、

正直、一番怖いのがここの部分。
例えば、以下のようなことがしばしば起こります。

スキルの浅いプログラマーが「昔から使ってたお手製コード」をお仕事用の
コードにリンク。しかしそのコードには、GPL のコードが含まれていた。
わずか数十行の、だれでも書けるようなコードなんだけれど、
定義上はプロジェクト全体が GPL に感染したことになった。
そのまま気づかずにマスターアップしてしまった。

てなかんじ。
自衛の策を取ろうにも、全コードの裏を取らなければならないので、
コストがかかってしょうがないです。事実上、自衛は不可能と言っていいでしょう。
そんなわけで、意図しない GPL 感染は、日常茶飯事に起こっています。
ただ、表に見えていないだけで。

怖いのは、GPL 原理主義過激派な連中が、実行コードを逆解析などして
その事実を無理やりほじくり出してしまったとき。