俺が現実的で現代的な話し考えてやるよ。

主人公は上京を目指す高校生。
目標は『東京でビッグになること』。
しかし、親から何度も反対され、田舎の素晴らしさを何度となく説かれ、
ついに上京を断念。親の家業『農業』を継ぐ事を決意する。

親から教えてもらったとおりに種をまき、土を耕し、農薬や肥料をまき、
作物が実ると収穫する。そんな当たり前の毎日。
しかし、突如やってきた『スローライフイ実践者』を名乗る元同級生に
「この茄子は糞だな。」と挑発され、ブチギレる。

何が悪いのかわからない主人公は、土を作るところからはじめ、
14年後、ついに伝説のナスを完成させる。

喜び勇んで品評会にナスを出品する主人公。
しかし、品評会で満点を取ったのはライバルの作る『ごく普通の』茄子だった。

農業にかける愛、本当に大事なものを見つける時間、自分の夢に向かって邁進する気持ち。
そんなものを、もう一度思い出してみよう。

名台詞集
「駄目だ…。この堆肥に使った牛糞の牛…こいつは抗生物質入りの餌を食ってやがった!!」(堆肥の混ざった土を舐めながら)
「そんなのはナスじゃねぇ!」
「オヤジぃ…こんなになりながら堆肥運んでくるなんて…畜生!ちっくしょうぉぉっっ!!!」(肥え桶をぶちまけて倒れた親父をバックに)