>>41
学問の一分野として成り立つかどうかってことだけど
現状では基本的に大学卒業のためには論文が必要なわけだよね。
論文というのは何らかの問題に対して学術的な見解を持たなきゃいけない。

私は電気系研究室だけど学部の同回に
「どうしてもゲームプログラムを(卒業論文で)やりたい」と言った奴がいた。
で、彼は一応ゲーム上の問題(あるパズルゲームの出題傾向の問題)
解決について論文にして学部を卒業したんだけど、
結局それは数学の問題であってゲームプログラミングとは
関係無いことになってしまった。
どうしてそうなってしまったかというとゲームプログラム技術に解決・未解決の
枠引きが個人には無理な点がある。

ゲームが学問になる時に問題になるのはゲーム製作技術ノウハウ・理論が企業機密で公に非公開なこと。
学会もなく、論文参照もしようがない。一番近いのは間違いなく芸術工学部の各学会になるんだけど残念ながら
国立で芸術工学部があるのは九州大学だけ。
仮に学科を増設できる環境がある大学を挙げろというなら国立では九大。

あるゲーム技術の問題を研究対象にしようにもそれが本当に未解決であるかはわからない。
つまりゲームが学問として成り立つためには各企業の理論・技術の公開が必須になる。
あと教授の問題もあるよね。講師を呼ぶのはいいけど非常勤だけで学科は作れない。
どっかから芸術工学博士を呼ばないといけない。