以前、伊集院光の番組で、「ごきぶりポーカー」というドイツゲームの話が出たことがある。

 深夜の馬鹿力 podcasting 2006/08/30号
 ttp://www.tbs.co.jp/radio/format/ijuin.html

番組でも紹介されているが、このゲームには、ゴキブリ・ハエ・カエルなど、「嫌なもの」を表すカードがあり、
同じものが4枚揃ったら負け、というカードゲーム。

伊集院氏は最後に、ゲーム的にはゴキブリもカエルもサソリも同じ強さなのだから
おそらく発売元のドイツでは、同じような度合で嫌われているのだろう……というようなことを述べている。


実際には、カエルもゴキブリも同じ強さだけど
ゴキブリカードが溜まるくらいなら、多少不利でもカエルを選ぶ!なんてことが起きるわけだ。

ここからは推測だけど、このゲームのデザイナーは、
そういう葛藤が起こることを見越して、わざとゲームに組み込んでいると思う。


これって、雰囲気がゲームデザインに大きく関わる事例って言えないかな?