臭作やYU-NOレベルになるとゲームと呼んで差し支えなくなるが、すでにノベルゲームという枠からははみ出している。
結局、ノベルゲームというのは、PCゲームや家庭用ゲームという販売枠で配布される読み物にすぎない。
複雑化すればアドベンチャーゲーム。単純化して選択肢を排除すればデジタルノベルやデジタルコミック。

「ノベルゲームはゲームではない」という否定形の表現は、ノベルゲーム自体の存在価値を否定するものでは
ないから、無理にノベルゲームはゲームであるはずだ、と主張する必要はどこにもないと思うが。
それなりの水準の読み物を楽しめる、それだけで十分に価値があるだろう。
下手にミニゲームをくっつけて障害を設けた読み物よりずっといい。