>>501
ある静止した物体があり、質量重心pから距離rだけ離れた点q0に、p->q0
ベクトルに対して直角な力f0を与え、同時にやはりpから距離rだけ離れ
た点q1=p+(p-q0)にf0と同じ大きさで逆方向のベクトルf1を加えたとする。
その結果、重心は移動せず回転運動だけ発生することになる。ここまでは
直感的に正しいと思うだろう。ところが加えた力ベクトルの合計はf0+f1=0
なのでゼロである。つまり計算上は何も力を加えていないのと同じ。