ラクガキ王国のTeddy作った五十嵐健夫氏のお言葉

プレイステーション2 ですが、あんなに複雑なCPUなのに、言語サポートがなくて、すべ
て機械語で、というのは無茶な気がします。確かに、現在のゲームプログラマーは機械語
で組むのを好むかもしれませんが、それでは永遠に今のゲームの延長線上にあるようなも
のしかできてこないでしょう。将来において、本当に新しく面白いものを作るのは、機械
語でパフォーマンスチューニングに命を燃やすような人達でなく、高級言語を駆使して自
由な発想で今までにないシステムを「短期間に」デザインできる人達だと思うのです。機
械語しかサポートしないという間口を狭くするようなやり方は、開発費の高騰、開発期間
の長期化、斬新なアイデアの阻害を招き、プレステ2にとって致命的な失敗となるのでは
ないでしょうか。